スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
side荒木仁
最初は酷いことしそうって思っていたが、そんな事は出来なくて、カッコ悪いと思われてもいい、真琴なら自分の感情をさらけ出してもいいと思って、真琴をカーペットに押し倒して、涙の感情を出した。
真琴は口元がへの字になりながらも俺に手を差し伸べてくれて、抱きしめてくれて、こんなに泣いている俺を嫌がらずに受け止めてくれるのが嬉しくて、愛しさが募っていく。
久しぶりに甘えたな、いや、初めて心から甘えられた。
真琴の左肩に顔を置いて瞼を閉じれば涙がどんどん流れ、その雫が真琴の洋服の肩の部分を濡らし、鼻を何度も啜ると、俺の背中に回している真琴の手が優しく俺の背中を叩く。
高坂さんの前で泣いた時とは違い、大切な人の前で泣くって初めてで、それをきちんと受け止めてくれる真琴の存在が有り難くて、益々愛しい気持ちが増えていった。
俺は少し腕の力を弱め、顔も真琴の肩から離して顔を見合わすと、俺の背後からキッチンエリアの電気の光が真琴の顔を照らしていて、本人はニコッと微笑んでいる。
「受け止めてくれてありがとう」
「これしか出来ないですけど」
「それが良い」
もう一度、真琴を抱きしめる。
「1年も取材を続けていたし、やっと形になれると思った」
「はい」
「佐藤の気持ち、やっと理解が出来た」
「私はまだ自分の記事が載ったことはないですけど、読者に読まれることがないって、こんなにも切ないんだなって」
「ああ、切ないし、哀しい。それでも佐藤は原稿を書いたのは凄いし、今の俺は先ずは7月号を発売日までに完成させ、きちんと書店に出せることを目標にしたい」
それが編集長としての俺の役目で、皆の場所を“守りたい”。
「私も製作の仕事、先輩達と頑張ります」
「うん。サマーリーグや水泳、球宴や今回は石毛が頑張っているから、俺以外にも読んで欲しい記事はいっぱいある」
「分かりました。今度、仁さんが書いたシンクロの原稿、先輩達と読みたいです」
「良いよ。秋山のシンクロの写真もいっぱい見て欲しい」
「はい…、楽しみです」
真琴が嬉しそうに言うから、またギュッと腕の力を強くした。
「あのさ…」
「はい」
「キス、していい?」
「良いですよ」
顔を見下ろすと真琴も見上げていて、顔を近付けて瞼を閉じて唇を重ねる。
泣きすぎたせいなのか、しょっぱくて、こんな味のキスは初めてだなと思いつつ、真琴の後頭部に手を添え、どんどん唇を求めあった。
ゆっくりと真琴をカーペットの上に押し倒し、唇が離れてもまた重なって…、まずい、スイッチが入りそうで、一旦ぷはっと唇を離す。
「………良い?」
「………朝ご飯を作りたいので、響かない程度でお願いします」
真琴が照れくさそうに良い、俺は口元をフッと笑い、体を起こして白シャツのボタンを上から順に全部外し、真琴の上のルームウェアの中に手を差し入れた。
「あっ…やぁ…」
「…くっ…は…」
俺が動く度にリビングの部屋に真琴の甘くて艷やかな声が響き、身体の熱が上昇し続け、リビングの空気が熱さを帯び、あんなに泣いてカッコ悪いのを見せたのに、真琴のおかげで和らいでいると、動きながら思う。
「真琴…真琴…好き…だ…」
真琴に覆いかぶさって、首元に唇を這わせたり、啄んだり、俺自身が真琴の中をどんどん突き進んで高みを目指そうとし、そしてお互い果て、俺は深い眠りについた。
最初は酷いことしそうって思っていたが、そんな事は出来なくて、カッコ悪いと思われてもいい、真琴なら自分の感情をさらけ出してもいいと思って、真琴をカーペットに押し倒して、涙の感情を出した。
真琴は口元がへの字になりながらも俺に手を差し伸べてくれて、抱きしめてくれて、こんなに泣いている俺を嫌がらずに受け止めてくれるのが嬉しくて、愛しさが募っていく。
久しぶりに甘えたな、いや、初めて心から甘えられた。
真琴の左肩に顔を置いて瞼を閉じれば涙がどんどん流れ、その雫が真琴の洋服の肩の部分を濡らし、鼻を何度も啜ると、俺の背中に回している真琴の手が優しく俺の背中を叩く。
高坂さんの前で泣いた時とは違い、大切な人の前で泣くって初めてで、それをきちんと受け止めてくれる真琴の存在が有り難くて、益々愛しい気持ちが増えていった。
俺は少し腕の力を弱め、顔も真琴の肩から離して顔を見合わすと、俺の背後からキッチンエリアの電気の光が真琴の顔を照らしていて、本人はニコッと微笑んでいる。
「受け止めてくれてありがとう」
「これしか出来ないですけど」
「それが良い」
もう一度、真琴を抱きしめる。
「1年も取材を続けていたし、やっと形になれると思った」
「はい」
「佐藤の気持ち、やっと理解が出来た」
「私はまだ自分の記事が載ったことはないですけど、読者に読まれることがないって、こんなにも切ないんだなって」
「ああ、切ないし、哀しい。それでも佐藤は原稿を書いたのは凄いし、今の俺は先ずは7月号を発売日までに完成させ、きちんと書店に出せることを目標にしたい」
それが編集長としての俺の役目で、皆の場所を“守りたい”。
「私も製作の仕事、先輩達と頑張ります」
「うん。サマーリーグや水泳、球宴や今回は石毛が頑張っているから、俺以外にも読んで欲しい記事はいっぱいある」
「分かりました。今度、仁さんが書いたシンクロの原稿、先輩達と読みたいです」
「良いよ。秋山のシンクロの写真もいっぱい見て欲しい」
「はい…、楽しみです」
真琴が嬉しそうに言うから、またギュッと腕の力を強くした。
「あのさ…」
「はい」
「キス、していい?」
「良いですよ」
顔を見下ろすと真琴も見上げていて、顔を近付けて瞼を閉じて唇を重ねる。
泣きすぎたせいなのか、しょっぱくて、こんな味のキスは初めてだなと思いつつ、真琴の後頭部に手を添え、どんどん唇を求めあった。
ゆっくりと真琴をカーペットの上に押し倒し、唇が離れてもまた重なって…、まずい、スイッチが入りそうで、一旦ぷはっと唇を離す。
「………良い?」
「………朝ご飯を作りたいので、響かない程度でお願いします」
真琴が照れくさそうに良い、俺は口元をフッと笑い、体を起こして白シャツのボタンを上から順に全部外し、真琴の上のルームウェアの中に手を差し入れた。
「あっ…やぁ…」
「…くっ…は…」
俺が動く度にリビングの部屋に真琴の甘くて艷やかな声が響き、身体の熱が上昇し続け、リビングの空気が熱さを帯び、あんなに泣いてカッコ悪いのを見せたのに、真琴のおかげで和らいでいると、動きながら思う。
「真琴…真琴…好き…だ…」
真琴に覆いかぶさって、首元に唇を這わせたり、啄んだり、俺自身が真琴の中をどんどん突き進んで高みを目指そうとし、そしてお互い果て、俺は深い眠りについた。