スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
仁さんから送られた住所をスマホのナビに従いながら歩き、到着したマークを見て顔を見上げると、とても大きい高層ビルでぽかんとしちゃう。
仁さんはどうしてここに指定をしたんだろうと思ったらスマホの着信音が鳴ったので画面を見たら、仁さんだったので直ぐ通話ボタンを押して耳に当てた。
「も、もしもし?」
『着いた?』
「はい、えっと、ビルの前にいるんですけど仁さんは何処にいますか?」
『エレベーターで35階に来て欲しい。降りた場所にいる』
「分かりました。直ぐ行きます」
スマホの通話を終えてビルの中に入り、エレベーターに乗ると人は数人しか乗っていなくて、カップルだらけだ。
指定された35階に着いてエレベーターから降りると、ほとんどのカップルも同じ35階に降りて、キョロキョロしていると仁さんがソファに座っていたので側に行く。
「お待たせしました!」
「じゃあ、こっち」
仁さんが立ち上がって私の右手を大きな左手でそっと握るので、え?誰か知っている人に会わないかなと緊張感が走る。
「誰か知っている人に会いませんか?」
「皆、自分達に夢中だし気づかない」
仁さんは前を見たまま言うけど、本当に大丈夫かな?とドキドキしながら歩いていると、カップル達の行列があり、仁さんがその最後尾に行こうとして、一体何の列なんだろう?
最後尾に着くと、仁さんが私に顔を向ける。
「ここ、期間限定で“夜カフェ”がオープンしていて真琴と来たかった」
「“夜カフェ”?」
「そう」
仁さんは顔を前に向けて、列が徐々に進むと、入り口にカフェの看板があって、こういった場所にカフェがあるなんて。
お店の店員さんに案内されたのは個室で、窓ガラスに机が設置されていて、椅子は背もたれがある長椅子で、座れば目の前にキラキラとしたビル達の光が見え、わぁっと声が出る。
机の上にメニューがあり、手で持ってぱらっと捲ると、パンケーキ、ワッフル、ソフトドリンク等、カフェメニューが豊富にあって、迷っちゃうな。
「仁さんは決めました?」
「俺はチーズケーキと珈琲」
「う〜、どうしようかな?あ、この苺とクリームのワッフルと、ドリンクは温かいラテにします」
「分かった」
仁さんが机の上にある呼び出しボタンを押すと店員さんが個室に入り、仁さんが注文をしてくれた。
暫く夜景を堪能していると注文したワッフル達が運ばれ、苺が3つ、クリームも綺麗にワッフルにかけられていて、こんなに美味しそうなビジュアルのワッフルを見たことがない。
「ここでワッフルを食べながら夜景を観れるなんて、嬉しいです」
「良かった」
フォークを持って苺とクリームを一口食べてみると、う〜ん、クリームの甘さはくどくなくて苺も瑞々しくて美味しい!
ナイフとフォークを使ってワッフルを切って、クリームをつけて食べると、これも美味しくて…、一口一口食べて味を噛み締める。
「美味しいというのが、顔で伝わっている」
「本当に美味しいんですもん」
私がワッフルをパクっと食べていると、仁さんはフッと笑い、チーズケーキを食べる。
お互いデザートを堪能し、お皿をさげてもらい、机の上には飲み物のカップだけになった。
仁さんが静かに珈琲を飲み、カップを置くと、大きな左手の指で私の髪の毛をくるっと絡ませたり、すいたりするから、ドキッとする。
「は、恥ずかしいです…」
「いつも四つ葉とシェアハウスの往復だったし、6月号の時は出かけられなかったし、こういう場所で真琴と過ごしたいなって」
私が思っていた気持ちが仁さんも同じで、嬉しくて口元がニヤける。
「私も同じで、こうして仕事帰りに仁さんと過ごせるのが初めてで、嬉しいです」
「俺も」
仁さんが指を離して、私の顎をクイッと上に上げるので、この後の展開は直ぐ分かり、瞼を閉じると、唇が重なり、ほのかに珈琲の味が伝わった。
少し離れてもまた重なって、仁さんの大きな手が私の後頭部に周り、唇が重なる深さが増していく。
名残り惜しく唇が離れると、お互い熱い息がふぅと出て、私は両手で顔をパタパタと仰いだ。
「また仕事帰りにこうして過ごしたい」
「はい!」
私は満面の笑みで返事をし、仁さんはフッと笑っていて、初めての仕事帰りのデートを楽しんだ。
お店を出て、ビルを出ると仁さんがタクシーを手配して、そこからシェアハウスに向けて帰ることになって、仁さんはシェアハウスの住所を運転手に告げると、タクシーは走り出す。
「この“夜カフェ”、期間限定って勿体ないですね」
「確かに。後で教えてくれた人に礼を伝える」
「お願いします!」
2人で手を繋いだまま、タクシーは走り続けた。
仁さんはどうしてここに指定をしたんだろうと思ったらスマホの着信音が鳴ったので画面を見たら、仁さんだったので直ぐ通話ボタンを押して耳に当てた。
「も、もしもし?」
『着いた?』
「はい、えっと、ビルの前にいるんですけど仁さんは何処にいますか?」
『エレベーターで35階に来て欲しい。降りた場所にいる』
「分かりました。直ぐ行きます」
スマホの通話を終えてビルの中に入り、エレベーターに乗ると人は数人しか乗っていなくて、カップルだらけだ。
指定された35階に着いてエレベーターから降りると、ほとんどのカップルも同じ35階に降りて、キョロキョロしていると仁さんがソファに座っていたので側に行く。
「お待たせしました!」
「じゃあ、こっち」
仁さんが立ち上がって私の右手を大きな左手でそっと握るので、え?誰か知っている人に会わないかなと緊張感が走る。
「誰か知っている人に会いませんか?」
「皆、自分達に夢中だし気づかない」
仁さんは前を見たまま言うけど、本当に大丈夫かな?とドキドキしながら歩いていると、カップル達の行列があり、仁さんがその最後尾に行こうとして、一体何の列なんだろう?
最後尾に着くと、仁さんが私に顔を向ける。
「ここ、期間限定で“夜カフェ”がオープンしていて真琴と来たかった」
「“夜カフェ”?」
「そう」
仁さんは顔を前に向けて、列が徐々に進むと、入り口にカフェの看板があって、こういった場所にカフェがあるなんて。
お店の店員さんに案内されたのは個室で、窓ガラスに机が設置されていて、椅子は背もたれがある長椅子で、座れば目の前にキラキラとしたビル達の光が見え、わぁっと声が出る。
机の上にメニューがあり、手で持ってぱらっと捲ると、パンケーキ、ワッフル、ソフトドリンク等、カフェメニューが豊富にあって、迷っちゃうな。
「仁さんは決めました?」
「俺はチーズケーキと珈琲」
「う〜、どうしようかな?あ、この苺とクリームのワッフルと、ドリンクは温かいラテにします」
「分かった」
仁さんが机の上にある呼び出しボタンを押すと店員さんが個室に入り、仁さんが注文をしてくれた。
暫く夜景を堪能していると注文したワッフル達が運ばれ、苺が3つ、クリームも綺麗にワッフルにかけられていて、こんなに美味しそうなビジュアルのワッフルを見たことがない。
「ここでワッフルを食べながら夜景を観れるなんて、嬉しいです」
「良かった」
フォークを持って苺とクリームを一口食べてみると、う〜ん、クリームの甘さはくどくなくて苺も瑞々しくて美味しい!
ナイフとフォークを使ってワッフルを切って、クリームをつけて食べると、これも美味しくて…、一口一口食べて味を噛み締める。
「美味しいというのが、顔で伝わっている」
「本当に美味しいんですもん」
私がワッフルをパクっと食べていると、仁さんはフッと笑い、チーズケーキを食べる。
お互いデザートを堪能し、お皿をさげてもらい、机の上には飲み物のカップだけになった。
仁さんが静かに珈琲を飲み、カップを置くと、大きな左手の指で私の髪の毛をくるっと絡ませたり、すいたりするから、ドキッとする。
「は、恥ずかしいです…」
「いつも四つ葉とシェアハウスの往復だったし、6月号の時は出かけられなかったし、こういう場所で真琴と過ごしたいなって」
私が思っていた気持ちが仁さんも同じで、嬉しくて口元がニヤける。
「私も同じで、こうして仕事帰りに仁さんと過ごせるのが初めてで、嬉しいです」
「俺も」
仁さんが指を離して、私の顎をクイッと上に上げるので、この後の展開は直ぐ分かり、瞼を閉じると、唇が重なり、ほのかに珈琲の味が伝わった。
少し離れてもまた重なって、仁さんの大きな手が私の後頭部に周り、唇が重なる深さが増していく。
名残り惜しく唇が離れると、お互い熱い息がふぅと出て、私は両手で顔をパタパタと仰いだ。
「また仕事帰りにこうして過ごしたい」
「はい!」
私は満面の笑みで返事をし、仁さんはフッと笑っていて、初めての仕事帰りのデートを楽しんだ。
お店を出て、ビルを出ると仁さんがタクシーを手配して、そこからシェアハウスに向けて帰ることになって、仁さんはシェアハウスの住所を運転手に告げると、タクシーは走り出す。
「この“夜カフェ”、期間限定って勿体ないですね」
「確かに。後で教えてくれた人に礼を伝える」
「お願いします!」
2人で手を繋いだまま、タクシーは走り続けた。