スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
四つ葉のビルに入り、ロビーの所にあるソファに年配の男性と仁さんや姫川編集長位の年齢の男性社員数名が座っている。
この年配の男性って前の部数会議の時に不機嫌そうに廊下を歩いていた人だよなぁと、そう思いながら近くを歩いた。
「今日の部数会議、また荒木編集長が何か言ってきますかね?」
「ふん。あんな若造に数字を言われたく無いし、こっちだって言われっぱなしのままじゃない」
「何か秘策があるんですか?」
「まぁ、会議で分かるさ」
明らかに仁さんを馬鹿にした口調に、すっごくムカついてきた!私は通り過ぎようとしたけど、つかつかとその人達の側に行き、目の前に立つ。
「何だね、君は?」
「荒木編集長の事を馬鹿にしないで下さい!」
「あぁ、スポーツ部の新人ですよ」
「こんな若い女子がスポーツ部って、ファッション部の方が良いんじゃない?今だったら人事が出勤しているし、異動届けを出せば?」
すっごくムカつく言葉ばかりで、顔がカアって熱を帯びるのが分かるし、この人達はさっきから失礼な言葉ばかりで本当にムカつく!
「異動届けなんて出しません!荒木編集長や先輩達が本を作るという編集の世界を教えて下さっているので、絶対にスポーツ部から異動はしません!さっきの言葉、取り消して下さい!」
はっきりと大声で言ったから、ハァハァと息切れしちゃって、ゴクッと唾を飲む。
「新人が偉そうに言うんじゃない!」
「そっちが荒木編集長の事を馬鹿にしたんじゃないですか!」
そこから年配と若手社員数名と私とでロビーでぎゃあぎゃあ言い合い、周りの状況なんて見向きもせずに言い合う。
「ストーップ!おっさん達と宝条さんもそこまでだよ」
私達は声の方に顔を向けると、高坂専務が苦笑しながら立っている。
「そろそろ仕事の始業時間だし、おっさん達はさっさと仕事場に戻れ」
「………行くぞ」
「………はい」
年配の男性達はソファから立って1階の奥の部屋に行き、ロビーには私と高坂専務だけになった。
「すいません、お騒がせしました」
「ちょ~っと声が大きいけど、許す」
「ありがとうございます」
「営業の子がすっ飛んで来て、経理課のおっさん達と宝条さんが揉めてるって教えてくれたんだ」
高坂専務がロビーのソファにドカっと座ると、私にも対面に座るように指を差したので、私も座り、そっか、あの人達が経理課の人達なんだ。
「あのおっさん達とどんな事で揉めたの?」
「実はー…ってあって、荒木編集長と先輩達が私に本を作るという編集の世界を教えて下さっているので、絶対に異動はしたくなくて、そこからずっと言い合っていました」
「成る程ねぇ」
私が事の経緯をぽつぽつと話し、高坂専務は真剣に聞いてくれた。
「宝条さんがあのおっさん達に言い合う気持ちは嬉しいよ。ただ向こうも仕事のプライドを持っているから、刺激し過ぎないようにね」
「はい…、あ、あの、今日の部数会議で先程の年配の人が何か言いそうな話があるような感じでした」
「そうなの?くだらない話ならチラシの裏に書いておけば良いのに、頭の固いおっさん達だよな」
「その若手社員数名も嫌な感じでした」
私がムスッとしながら言うと、高坂専務は笑う。
「さっきの話は頭に入れておくし、宝条さんもスポーツ部が使う会議室に行きな」
「はい、失礼します」
私は高坂専務に頭を下げて3階へと向かった。
この年配の男性って前の部数会議の時に不機嫌そうに廊下を歩いていた人だよなぁと、そう思いながら近くを歩いた。
「今日の部数会議、また荒木編集長が何か言ってきますかね?」
「ふん。あんな若造に数字を言われたく無いし、こっちだって言われっぱなしのままじゃない」
「何か秘策があるんですか?」
「まぁ、会議で分かるさ」
明らかに仁さんを馬鹿にした口調に、すっごくムカついてきた!私は通り過ぎようとしたけど、つかつかとその人達の側に行き、目の前に立つ。
「何だね、君は?」
「荒木編集長の事を馬鹿にしないで下さい!」
「あぁ、スポーツ部の新人ですよ」
「こんな若い女子がスポーツ部って、ファッション部の方が良いんじゃない?今だったら人事が出勤しているし、異動届けを出せば?」
すっごくムカつく言葉ばかりで、顔がカアって熱を帯びるのが分かるし、この人達はさっきから失礼な言葉ばかりで本当にムカつく!
「異動届けなんて出しません!荒木編集長や先輩達が本を作るという編集の世界を教えて下さっているので、絶対にスポーツ部から異動はしません!さっきの言葉、取り消して下さい!」
はっきりと大声で言ったから、ハァハァと息切れしちゃって、ゴクッと唾を飲む。
「新人が偉そうに言うんじゃない!」
「そっちが荒木編集長の事を馬鹿にしたんじゃないですか!」
そこから年配と若手社員数名と私とでロビーでぎゃあぎゃあ言い合い、周りの状況なんて見向きもせずに言い合う。
「ストーップ!おっさん達と宝条さんもそこまでだよ」
私達は声の方に顔を向けると、高坂専務が苦笑しながら立っている。
「そろそろ仕事の始業時間だし、おっさん達はさっさと仕事場に戻れ」
「………行くぞ」
「………はい」
年配の男性達はソファから立って1階の奥の部屋に行き、ロビーには私と高坂専務だけになった。
「すいません、お騒がせしました」
「ちょ~っと声が大きいけど、許す」
「ありがとうございます」
「営業の子がすっ飛んで来て、経理課のおっさん達と宝条さんが揉めてるって教えてくれたんだ」
高坂専務がロビーのソファにドカっと座ると、私にも対面に座るように指を差したので、私も座り、そっか、あの人達が経理課の人達なんだ。
「あのおっさん達とどんな事で揉めたの?」
「実はー…ってあって、荒木編集長と先輩達が私に本を作るという編集の世界を教えて下さっているので、絶対に異動はしたくなくて、そこからずっと言い合っていました」
「成る程ねぇ」
私が事の経緯をぽつぽつと話し、高坂専務は真剣に聞いてくれた。
「宝条さんがあのおっさん達に言い合う気持ちは嬉しいよ。ただ向こうも仕事のプライドを持っているから、刺激し過ぎないようにね」
「はい…、あ、あの、今日の部数会議で先程の年配の人が何か言いそうな話があるような感じでした」
「そうなの?くだらない話ならチラシの裏に書いておけば良いのに、頭の固いおっさん達だよな」
「その若手社員数名も嫌な感じでした」
私がムスッとしながら言うと、高坂専務は笑う。
「さっきの話は頭に入れておくし、宝条さんもスポーツ部が使う会議室に行きな」
「はい、失礼します」
私は高坂専務に頭を下げて3階へと向かった。