スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
◇私も読めなくなるのは絶対嫌です
3つ目の宿題を提出した翌日、私は先にシェアハウスを出て四つ葉に向かい、3階の会議室に入り、自分の席で今日の仕事の内容を製作班の皆で確認しながらし始める。
読者アンケートの葉書をノートパソコンを使って入力し、この後は水野先輩の企画の清書だと指を動かしながら進めていたら会議室のドアが開き、仁さんと高坂専務が入ってきてホワイトボードの前に立った。
「皆に聞いて欲しい話がある」
仁さんが切り出すと、私も先輩達も手を止めて仁さんを真っ直ぐ見る。
「青木印刷所に出す迄の残り1週間、シンクロの記事を書く」
前髪で仁さんの表情は読みにくいけど、言葉には強い気持ちが込められていて、昨日の『話したい事がある』ってこの事だったんだ。
「秋山には悪いけど、この後から俺のシンクロに付き合ってもらう」
「もっと水中の写真を撮りたかったので、喜んで付き合います」
「田所と佐藤は引き続き両班の進捗をこの1週間で纏めて」
「分かりました」
「荒木編集長のシンクロが無いと7月号じゃないと思っていたんで、嬉しいです」
「中畑はシンクロの広告についてのレイアウトをお願い」
「任せて下さい!」
「篠田は石毛の原稿をー…、山田はサマーリーグのー…、最後に…俺のシンクロの原稿の清書は宝条さんにお願いする」
仁さんが次々と仕事の指示を出すと、最後に私の名前が出てドキッとする。
「この2か月、皆の清書をしているのを観させてもらった。その都度清書の指示が出るけど、お願い」
「はい!」
仁さんの言葉に心から嬉しい自分がいて、力強く返事をし、やった!初めて仁さんの指名を受けれた!!と口元が緩むのが分かる。
「荒木の指名が出たら、誰だってニマニマしたくなるよねぇ」
「え?!あ…、すいません…」
高坂専務に指摘され、だって嬉しい物は嬉しい。
「後1週間、残業は10時を目安にする。読者に俺達の言葉を届くよう、精一杯やろう」
「はい!」
仁さんの言葉に皆で返事をすると会議室のドアがノックされて開いて、見慣れない社員達が入ってきた。
「書店周りをしてきて、既に契約している書店に“Scoperta”の雑誌を置く部数を増やしてきました!」
「新規も2軒の書店が置いてくれます。後は先日6月号を読ませてもらいましたが、野球施設の売店にも雑誌を売り込もうかと。荒木編集長の記事を読んで、そのスポーツに携わっている人を野球ファンに読んでもらえるかなって。どうでしょうか?」
社員達が高坂専務や仁さんに持ちかける。
「俺はその提案は良いと思う」
「だね。営業の部長と野球施設の間に俺が入るから、任せてよ。じゃ、早速動こうか」
高坂専務は社員の人達と会議室を出て行き、仁さんはコホンと咳払いした。
「秋山もこれから井上監督の所に行くから用意して」
「分かりました」
2人は荷持を纏めて会議室を出て行き、私達も其々の仕事をし始めた。
読者アンケートの葉書をノートパソコンを使って入力し、この後は水野先輩の企画の清書だと指を動かしながら進めていたら会議室のドアが開き、仁さんと高坂専務が入ってきてホワイトボードの前に立った。
「皆に聞いて欲しい話がある」
仁さんが切り出すと、私も先輩達も手を止めて仁さんを真っ直ぐ見る。
「青木印刷所に出す迄の残り1週間、シンクロの記事を書く」
前髪で仁さんの表情は読みにくいけど、言葉には強い気持ちが込められていて、昨日の『話したい事がある』ってこの事だったんだ。
「秋山には悪いけど、この後から俺のシンクロに付き合ってもらう」
「もっと水中の写真を撮りたかったので、喜んで付き合います」
「田所と佐藤は引き続き両班の進捗をこの1週間で纏めて」
「分かりました」
「荒木編集長のシンクロが無いと7月号じゃないと思っていたんで、嬉しいです」
「中畑はシンクロの広告についてのレイアウトをお願い」
「任せて下さい!」
「篠田は石毛の原稿をー…、山田はサマーリーグのー…、最後に…俺のシンクロの原稿の清書は宝条さんにお願いする」
仁さんが次々と仕事の指示を出すと、最後に私の名前が出てドキッとする。
「この2か月、皆の清書をしているのを観させてもらった。その都度清書の指示が出るけど、お願い」
「はい!」
仁さんの言葉に心から嬉しい自分がいて、力強く返事をし、やった!初めて仁さんの指名を受けれた!!と口元が緩むのが分かる。
「荒木の指名が出たら、誰だってニマニマしたくなるよねぇ」
「え?!あ…、すいません…」
高坂専務に指摘され、だって嬉しい物は嬉しい。
「後1週間、残業は10時を目安にする。読者に俺達の言葉を届くよう、精一杯やろう」
「はい!」
仁さんの言葉に皆で返事をすると会議室のドアがノックされて開いて、見慣れない社員達が入ってきた。
「書店周りをしてきて、既に契約している書店に“Scoperta”の雑誌を置く部数を増やしてきました!」
「新規も2軒の書店が置いてくれます。後は先日6月号を読ませてもらいましたが、野球施設の売店にも雑誌を売り込もうかと。荒木編集長の記事を読んで、そのスポーツに携わっている人を野球ファンに読んでもらえるかなって。どうでしょうか?」
社員達が高坂専務や仁さんに持ちかける。
「俺はその提案は良いと思う」
「だね。営業の部長と野球施設の間に俺が入るから、任せてよ。じゃ、早速動こうか」
高坂専務は社員の人達と会議室を出て行き、仁さんはコホンと咳払いした。
「秋山もこれから井上監督の所に行くから用意して」
「分かりました」
2人は荷持を纏めて会議室を出て行き、私達も其々の仕事をし始めた。