スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
読者アンケートの過去の分を読ませてもらい、“Scoperta”の読者の年齢層って20〜50代と幅広いんだな。
男女比は各年代とも男性が多く、女性は2割で、アンケートの回答は20〜40代が多いー…、ルーズリーフに箇条書きでペンを走らせる。
「創刊の時期は野球とテニスの記事が人気っと」
どんどんルーズリーフの紙が増えていき、“Scoperta”の歴史ってこんなにも長く読まれていて、高坂専務が自分でスポーツ部の立ち上げと創刊を手掛けてるんだから、この歴史を止めたくないな。
ん?この読者の女性の言葉、『私は1人で観戦をしに行くんですが周りは男性が多く、もう少し女性のファンが増えると嬉しいです』とあり、こっちは『最近はイケメンも多く、その人目当てで応援に行くので、もっと記事にして欲しい。1ページまるまる写真があると嬉しい』か、私もスポーツ観戦ってしたこともないし、ファンって男性が多いんだなぁ。
あ、なんだか企画の方向性が見えてきたかも、もっと読者の声を拾ってみようとペンを走らせるスピードが上がり、荒木さんに伝わりやすく図でも書いてみようかな?
「この号のアンケートってー…」
「この時期は野球の代表戦があったからー…」
中畑さんに読者の声から印象に残ったものや、それによって次はどんな風に雑誌を作ってどんな反響もあったかを教えてもらう。
会議室のドアが開いて荒木さんが入ってきて、上座の席に座った。
「5月号の原稿はほぼ出揃う?」
「A班のこの原稿で終わりです」
田所副編集長が荒木さんの側にいき、原稿を渡す。
「分かった。今読むから、皆は今日は定時であがって」
「よっしゃー、帰りにカメラを見に行こう」
「私は映画かなぁ。観たいのがいっぱいなんだよね」
「宝条さんは企画書は何処まで出来た?」
「まだです。今は読者アンケートから声を拾って、方向性を決めてます」
「期限が迫ってるし、守るように」
「はい……」
荒木さんは顔を原稿に向けて1枚1枚捲って読み始め、私もルーズリーフに視線を落として企画書の方向性を決め始め、周りの先輩達もそれぞれの仕事をやり始める。
「荒木編集長、これから取材先のバレーボールチームに行ってきます。その後は直帰で良いですか?」
「いいよ」
「ありがとうございます。B班の皆、何かあったらすぐスマホに連絡をお願い」
「分かりました。いってらっしゃい」
佐藤さんは荷物を纏め会議室を出て行き、会議室はパソコンのキーボードを打つ音やペンを走らせる音だけど、みんな雑誌を作るために頑張ってるし、私もやり遂げなきゃ。
お昼を挟み、午後は製作班の皆で6月号のレイアウトのイメージの話しをする。
「発売時期が6月だから、ホワイトボードに書いてある5月下旬に一旦最初のイメージを作って、6月のここが最終的な締め切りかな」
「表紙の写真は久しぶりに三輪さんで行こうと思ってまして、表紙の文字の色のイメージは緑で、写真次第で目立つ明るさを考えてます」
「この時期は屋内外の様々なスポーツがあるから、三輪さんはどれを選ぶんだろうね」
「亮二は迷わず自分の目で撮るから、それを待つだけ」
荒木さんがそう答えると読み終えた原稿を整理し、立ち上がって中畑さんに原稿を差し出す。
「バイク便で青木印刷所に送って欲しい。俺は取材と会議でこっちには戻らないけど、原稿で何かあったら連絡して」
「分かりました」
荒木さんは荷物を纏め会議室を出て行き、よーし、私も目の前の雑誌の進行と企画書作りを頑張らなくちゃ。
男女比は各年代とも男性が多く、女性は2割で、アンケートの回答は20〜40代が多いー…、ルーズリーフに箇条書きでペンを走らせる。
「創刊の時期は野球とテニスの記事が人気っと」
どんどんルーズリーフの紙が増えていき、“Scoperta”の歴史ってこんなにも長く読まれていて、高坂専務が自分でスポーツ部の立ち上げと創刊を手掛けてるんだから、この歴史を止めたくないな。
ん?この読者の女性の言葉、『私は1人で観戦をしに行くんですが周りは男性が多く、もう少し女性のファンが増えると嬉しいです』とあり、こっちは『最近はイケメンも多く、その人目当てで応援に行くので、もっと記事にして欲しい。1ページまるまる写真があると嬉しい』か、私もスポーツ観戦ってしたこともないし、ファンって男性が多いんだなぁ。
あ、なんだか企画の方向性が見えてきたかも、もっと読者の声を拾ってみようとペンを走らせるスピードが上がり、荒木さんに伝わりやすく図でも書いてみようかな?
「この号のアンケートってー…」
「この時期は野球の代表戦があったからー…」
中畑さんに読者の声から印象に残ったものや、それによって次はどんな風に雑誌を作ってどんな反響もあったかを教えてもらう。
会議室のドアが開いて荒木さんが入ってきて、上座の席に座った。
「5月号の原稿はほぼ出揃う?」
「A班のこの原稿で終わりです」
田所副編集長が荒木さんの側にいき、原稿を渡す。
「分かった。今読むから、皆は今日は定時であがって」
「よっしゃー、帰りにカメラを見に行こう」
「私は映画かなぁ。観たいのがいっぱいなんだよね」
「宝条さんは企画書は何処まで出来た?」
「まだです。今は読者アンケートから声を拾って、方向性を決めてます」
「期限が迫ってるし、守るように」
「はい……」
荒木さんは顔を原稿に向けて1枚1枚捲って読み始め、私もルーズリーフに視線を落として企画書の方向性を決め始め、周りの先輩達もそれぞれの仕事をやり始める。
「荒木編集長、これから取材先のバレーボールチームに行ってきます。その後は直帰で良いですか?」
「いいよ」
「ありがとうございます。B班の皆、何かあったらすぐスマホに連絡をお願い」
「分かりました。いってらっしゃい」
佐藤さんは荷物を纏め会議室を出て行き、会議室はパソコンのキーボードを打つ音やペンを走らせる音だけど、みんな雑誌を作るために頑張ってるし、私もやり遂げなきゃ。
お昼を挟み、午後は製作班の皆で6月号のレイアウトのイメージの話しをする。
「発売時期が6月だから、ホワイトボードに書いてある5月下旬に一旦最初のイメージを作って、6月のここが最終的な締め切りかな」
「表紙の写真は久しぶりに三輪さんで行こうと思ってまして、表紙の文字の色のイメージは緑で、写真次第で目立つ明るさを考えてます」
「この時期は屋内外の様々なスポーツがあるから、三輪さんはどれを選ぶんだろうね」
「亮二は迷わず自分の目で撮るから、それを待つだけ」
荒木さんがそう答えると読み終えた原稿を整理し、立ち上がって中畑さんに原稿を差し出す。
「バイク便で青木印刷所に送って欲しい。俺は取材と会議でこっちには戻らないけど、原稿で何かあったら連絡して」
「分かりました」
荒木さんは荷物を纏め会議室を出て行き、よーし、私も目の前の雑誌の進行と企画書作りを頑張らなくちゃ。