スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
「ー…務、高坂専務!起きてください!」
体が揺られたのでパチっと瞼を開けると、橘が立っていた。
「どうした?お昼に行かなかったの?」
「お昼はとっくに終えてますし、この後は会議に向けてご準備をお願いします」
「嘘?そんな時間?!」
腕時計を見ると親父との会議の時間が始まる10分前で、いつの間にか寝てたか。
会議の準備していざ親父と四つ葉の進行スケジュールを話してるけど、ほんと頭の固いおっさんだなと、へいへい言いながら返事をして会議を終えて専務室に戻り、自分の席に座って仁の言葉を振り返る。
『稔から聞きに行けば』
聞きに行けたらいいけど、そう簡単じゃないんだけどなぁ、前に星野さんの恋の応援をした時は背中を押すように励ましたけど、いざ自分がってなるとどうも天の邪鬼な部分が出そう。
腕時計を見たら、もう少しで定時だ。
「定時以降のスケジュールってどうなってる?」
「本日はS区のホテルにてお食事が入ってます」
「キャンセルは駄目?」
「高坂社長からの嫌味に耐えられるのでしたら、お断りの連絡を高坂専務からお願いします」
「行きますよ、行きますぅ。橘はもうあがって。今日もお疲れ様」
「お疲れ様でした」
橘が専務室を出て行き、気乗りしないお食事とやらに向けてホテルに向かい、指定されたレストランで相手との食事をすすめるも、浮かぶのはあの頃の楽しい食事の風景で、ウェイターが運んできた卵料理をみてケチャップをかけたくなり、頼んでケチャップをかけて口に運ぶ。
「やっぱ美味いな」
「ケチャップ味がお好きなんですか?」
「ちょっとした“思い出の味”なんで」
「そういうのいいですね」
「でしょ?」
最後のデザートを食べても、口の中にほんの少しだけケチャップの味が残ってる。
「そういえば大型連休中はどう過ごされるんですか?」
「自宅で過ごしますね。普段仕事ばかりで休まないと、年齢的にキツくて」
「それでしたら連休の最終日にカフェに行きませんか?最近ミンスタで話題になっている所なんです」
「貴重な休日なのに、俺で良いんですか?」
「こうしてお会い出来ましたし、高坂さんのこと、もっと知りたくて」
「勿体ない言葉をありがとうございます。一旦スケジュールを確認して、改めて連絡しますね」
相手がお手洗いに行っている間に会計を済ませ、ホテルの前でタクシーを呼び、相手を見送って自宅に戻る中で、連休の最終日か〜断りたいな、あ、そうだ、この日をスポーツ部の“社会科見学”にすればいいんじゃない?
そうと決まればスマホで懇意にしてる野球施設の役員に連絡し、大部屋を予約して、相手には別日に行くこととしようと決めたのだった。
体が揺られたのでパチっと瞼を開けると、橘が立っていた。
「どうした?お昼に行かなかったの?」
「お昼はとっくに終えてますし、この後は会議に向けてご準備をお願いします」
「嘘?そんな時間?!」
腕時計を見ると親父との会議の時間が始まる10分前で、いつの間にか寝てたか。
会議の準備していざ親父と四つ葉の進行スケジュールを話してるけど、ほんと頭の固いおっさんだなと、へいへい言いながら返事をして会議を終えて専務室に戻り、自分の席に座って仁の言葉を振り返る。
『稔から聞きに行けば』
聞きに行けたらいいけど、そう簡単じゃないんだけどなぁ、前に星野さんの恋の応援をした時は背中を押すように励ましたけど、いざ自分がってなるとどうも天の邪鬼な部分が出そう。
腕時計を見たら、もう少しで定時だ。
「定時以降のスケジュールってどうなってる?」
「本日はS区のホテルにてお食事が入ってます」
「キャンセルは駄目?」
「高坂社長からの嫌味に耐えられるのでしたら、お断りの連絡を高坂専務からお願いします」
「行きますよ、行きますぅ。橘はもうあがって。今日もお疲れ様」
「お疲れ様でした」
橘が専務室を出て行き、気乗りしないお食事とやらに向けてホテルに向かい、指定されたレストランで相手との食事をすすめるも、浮かぶのはあの頃の楽しい食事の風景で、ウェイターが運んできた卵料理をみてケチャップをかけたくなり、頼んでケチャップをかけて口に運ぶ。
「やっぱ美味いな」
「ケチャップ味がお好きなんですか?」
「ちょっとした“思い出の味”なんで」
「そういうのいいですね」
「でしょ?」
最後のデザートを食べても、口の中にほんの少しだけケチャップの味が残ってる。
「そういえば大型連休中はどう過ごされるんですか?」
「自宅で過ごしますね。普段仕事ばかりで休まないと、年齢的にキツくて」
「それでしたら連休の最終日にカフェに行きませんか?最近ミンスタで話題になっている所なんです」
「貴重な休日なのに、俺で良いんですか?」
「こうしてお会い出来ましたし、高坂さんのこと、もっと知りたくて」
「勿体ない言葉をありがとうございます。一旦スケジュールを確認して、改めて連絡しますね」
相手がお手洗いに行っている間に会計を済ませ、ホテルの前でタクシーを呼び、相手を見送って自宅に戻る中で、連休の最終日か〜断りたいな、あ、そうだ、この日をスポーツ部の“社会科見学”にすればいいんじゃない?
そうと決まればスマホで懇意にしてる野球施設の役員に連絡し、大部屋を予約して、相手には別日に行くこととしようと決めたのだった。