スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
“社会科見学”のきっかけを思い出しながら行きつけの“BarJewelries”の扉を開けると、既にカウンターに休日スタイルの水瀬がいて、マスターの三斗はシェイカーを振っていて、俺は水瀬の隣に座る。
「待たせて悪い。いつものと、食事がまだだからつまみじゃなくてご飯系を頼んでいい?」
「………作るから待ってて」
「そんなに待ってないし、これが渡したかったお土産だよ」
三斗が飲み物とご飯を作り始め、水瀬から紙袋を受け取ったので中身をガサゴソと取り出すと、有名な温泉がある地域の和菓子で、帰ったら食べようかな。
「お〜、温泉に行ったんだ」
「こういう時にしか纏まった休みが取れないし、良いリフレッシュになったよ」
「俺も久しぶりにスポーツ部と“社会科見学”をしてきて、リフレッシュしたよ」
「何?その“社会科見学”って」
「日頃頑張ってるスポーツ部の英気を養うためにね。仁もいて、やっぱりわいわいするのは最高だね」
本来の“社会科見学”の意味は伏せて、楽しいことだけしか話さないようにした。
「お待たせ」
「ありがとう。すっごくお腹が減っていたんだよねぇ」
三斗が作ってくれたのは、ハンバーグと目玉焼きとご飯がワンプレートに乗っている食事で、実はこの店には無い裏メニューな物で、一匙掬って食べれば熱々が最高で黙々と食べてたら、三斗がじぃっと俺を見ている。
「そんなに見つめられると、照れちゃうんだけど」
「何でもない」
「すいません、おかわりをお願いします」
「かしこまりました。とびきりのカクテルを作りますね」
他のお客に呼ばれた三斗はシェイカーを使って飲み物を作り、俺もまた食べたり、飲んだりを繰り返す。
「仁も連休中に出掛けたりするんだね」
「真面目な奴だけど、スポーツ部のことをいつも考えているし、今日も頑張って仕事をこなしてたし、俺の後任に指名して良かったよ」
「入社して3年で編集長だもんね。同期としてもだけど、友人として今も誇りに思う」
「やっかみも相当だったと思うよ。でも仁は実力で返してたし、本を作ることに情熱と信念を持っている奴だし、あれは俺でも超えられないね」
2人でこの場にいない仁のことで盛り上がり、飲み物を飲んでいると、パンツの後ポケットに閉まっていたスマホが揺れたので取り出して、見ると仁からのメッセージがあって、開いてみた。
『送ってくれてありがとう』
短い言い方は会ってる時と変わんねぇと思いつつ、滅多に言われない礼にスプーンを落としそうになるし。
「どうしたの?」
「いや…、今日って晴れだよな」
「すっごく晴天だよ」
「季節外れに雪でも降ったら面白いのにな」
すると水瀬はあぁという表情をして、カクテルを飲む。
「俺も雪が降るかもって思ったことがあったよ。姫川には降るなら雨だろって突っ込まれたけど」
「マジで?このメッセージを保護したら、あいつ怒ると思う?」
「怒りはしないけど、一緒に飲めなくなるのは嫌だな」
「俺も」
お互い名前は出さないけど、思い浮かべた相手は同じで笑い合う。
「待たせて悪い。いつものと、食事がまだだからつまみじゃなくてご飯系を頼んでいい?」
「………作るから待ってて」
「そんなに待ってないし、これが渡したかったお土産だよ」
三斗が飲み物とご飯を作り始め、水瀬から紙袋を受け取ったので中身をガサゴソと取り出すと、有名な温泉がある地域の和菓子で、帰ったら食べようかな。
「お〜、温泉に行ったんだ」
「こういう時にしか纏まった休みが取れないし、良いリフレッシュになったよ」
「俺も久しぶりにスポーツ部と“社会科見学”をしてきて、リフレッシュしたよ」
「何?その“社会科見学”って」
「日頃頑張ってるスポーツ部の英気を養うためにね。仁もいて、やっぱりわいわいするのは最高だね」
本来の“社会科見学”の意味は伏せて、楽しいことだけしか話さないようにした。
「お待たせ」
「ありがとう。すっごくお腹が減っていたんだよねぇ」
三斗が作ってくれたのは、ハンバーグと目玉焼きとご飯がワンプレートに乗っている食事で、実はこの店には無い裏メニューな物で、一匙掬って食べれば熱々が最高で黙々と食べてたら、三斗がじぃっと俺を見ている。
「そんなに見つめられると、照れちゃうんだけど」
「何でもない」
「すいません、おかわりをお願いします」
「かしこまりました。とびきりのカクテルを作りますね」
他のお客に呼ばれた三斗はシェイカーを使って飲み物を作り、俺もまた食べたり、飲んだりを繰り返す。
「仁も連休中に出掛けたりするんだね」
「真面目な奴だけど、スポーツ部のことをいつも考えているし、今日も頑張って仕事をこなしてたし、俺の後任に指名して良かったよ」
「入社して3年で編集長だもんね。同期としてもだけど、友人として今も誇りに思う」
「やっかみも相当だったと思うよ。でも仁は実力で返してたし、本を作ることに情熱と信念を持っている奴だし、あれは俺でも超えられないね」
2人でこの場にいない仁のことで盛り上がり、飲み物を飲んでいると、パンツの後ポケットに閉まっていたスマホが揺れたので取り出して、見ると仁からのメッセージがあって、開いてみた。
『送ってくれてありがとう』
短い言い方は会ってる時と変わんねぇと思いつつ、滅多に言われない礼にスプーンを落としそうになるし。
「どうしたの?」
「いや…、今日って晴れだよな」
「すっごく晴天だよ」
「季節外れに雪でも降ったら面白いのにな」
すると水瀬はあぁという表情をして、カクテルを飲む。
「俺も雪が降るかもって思ったことがあったよ。姫川には降るなら雨だろって突っ込まれたけど」
「マジで?このメッセージを保護したら、あいつ怒ると思う?」
「怒りはしないけど、一緒に飲めなくなるのは嫌だな」
「俺も」
お互い名前は出さないけど、思い浮かべた相手は同じで笑い合う。