スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
いよいよ宝条さんが四つ葉の社員として勤務することになった入社日で、クローゼットからYシャツとネクタイ、スーツを取り出して着替えるけど、やっぱ白シャツが一番落ち着くんだよな。
小さく溜め息ついて熱帯魚に餌を与え、部屋を出て1階に行き、リビングに入って昨日ローテーブルに置いた読みかけの新聞を手に取り、ソファに座って読み始めていると宝条さんがリビングに入って来たので、ここにいるのもな…、新聞を畳んでソファから立って先にシェアハウスを出ていった。
最寄り駅に向かう途中、入社式の事を思うと、きっと同居人が自分の上司だと知ったらどうなるんだろうか、どっちかが出ていくのがベストだけど……、宝条さんが居ないことの場合を考えたら少し胸が痛くて、変だな…1人になるのは慣れてるのに。
最寄り駅が見えたら人が多くてどうしたかと思ったら人身事故かー…、一旦スマホで四つ葉に連絡して到着予定を告げたら宝条さんの姿が見え、本人もこの状況に慌てているのが目に見えて分かるし、まだ地下鉄に乗れば間に合うと思い、宝条さんの右手を自分の左手で掴んで地下鉄に向かう。
手…小さいな、俺の手にすっぽりとおさまる小さな手を離さずギュッと握り、どんどん通路を歩いて地下鉄に乗るように促して本人が改札機とホームへの階段を通過していくのを見送り、俺も急いで地下鉄で藍山駅に向かい、何とか入社式が始まる1分前に会議室に入り、入社式を見守り、そして宝条さんの編集者としての1日が始まった。
製作の中畑につかせて俺は自分の席で原稿のチェックや部下達が書き上げた企画書に目を通し、必要な修正がある箇所にどんどん赤ペンを走らせる。
時折中畑と宝条さんの会話が聞こえ、きっかけの人“仁”=俺だとは一切知らないからどうやって伝えようか悩みつつも、田所と合流しないといけない時間が迫り、一旦は編集部を出ていった。
この日はサッカーの新しいリーグの発足する記者会見が行われる都内のホテルに来て、受付を済ませて会場にいる田所と合流する。
「入社式、終わった」
「お疲れ様でした。今日、時間を取っていただいてありがとうございます」
「別に。よく新しいリーグの情報を掴んだな」
「根気よくチームに通ったお陰です。荒木編集長がいつも取材後のケアをしたり、些細なことを逃さないよう常に通うことを教えてくれたからですよ」
「……ありがと」
「どーいたしまして」
田所がクスッと笑い、2人で後方の席に座り記者会見の内容を録音や写真、ノートに書き留めて、2人でホテル内の喫茶店で内容を確認してると田所のスマホが鳴り、田所が画面を見るとパアッと表情を明るくする。
「いつもの場所で歓迎会をするって、中畑さんがビールのスタンプをつけて送ってきました」
「どうせ高坂さんの言い出しだろうな」
「せっかくスポーツ部に新人が入ってきたので、高坂専務も嬉しいんじゃないですか?」
「まぁ、そうかもな」
「いつか荒木編集長も来てくださいよ。俺も皆も飲みたがってますよ」
「あの騒がしいの苦手だし、落ち着いて飲みたいから難しい」
「確かに。でもゆっくり話せる機会を絶対作るんで、来てくださいね」
「分かった」
田所は俺が騒がしいのが苦手なことを理解してくれて助かるし、歓迎会に間に合うように喫茶店で確認の作業を進め、ホテル前で田所と別行動を取り、俺は行きつけのBarで夕飯を取ろうと歩き出す。
小さく溜め息ついて熱帯魚に餌を与え、部屋を出て1階に行き、リビングに入って昨日ローテーブルに置いた読みかけの新聞を手に取り、ソファに座って読み始めていると宝条さんがリビングに入って来たので、ここにいるのもな…、新聞を畳んでソファから立って先にシェアハウスを出ていった。
最寄り駅に向かう途中、入社式の事を思うと、きっと同居人が自分の上司だと知ったらどうなるんだろうか、どっちかが出ていくのがベストだけど……、宝条さんが居ないことの場合を考えたら少し胸が痛くて、変だな…1人になるのは慣れてるのに。
最寄り駅が見えたら人が多くてどうしたかと思ったら人身事故かー…、一旦スマホで四つ葉に連絡して到着予定を告げたら宝条さんの姿が見え、本人もこの状況に慌てているのが目に見えて分かるし、まだ地下鉄に乗れば間に合うと思い、宝条さんの右手を自分の左手で掴んで地下鉄に向かう。
手…小さいな、俺の手にすっぽりとおさまる小さな手を離さずギュッと握り、どんどん通路を歩いて地下鉄に乗るように促して本人が改札機とホームへの階段を通過していくのを見送り、俺も急いで地下鉄で藍山駅に向かい、何とか入社式が始まる1分前に会議室に入り、入社式を見守り、そして宝条さんの編集者としての1日が始まった。
製作の中畑につかせて俺は自分の席で原稿のチェックや部下達が書き上げた企画書に目を通し、必要な修正がある箇所にどんどん赤ペンを走らせる。
時折中畑と宝条さんの会話が聞こえ、きっかけの人“仁”=俺だとは一切知らないからどうやって伝えようか悩みつつも、田所と合流しないといけない時間が迫り、一旦は編集部を出ていった。
この日はサッカーの新しいリーグの発足する記者会見が行われる都内のホテルに来て、受付を済ませて会場にいる田所と合流する。
「入社式、終わった」
「お疲れ様でした。今日、時間を取っていただいてありがとうございます」
「別に。よく新しいリーグの情報を掴んだな」
「根気よくチームに通ったお陰です。荒木編集長がいつも取材後のケアをしたり、些細なことを逃さないよう常に通うことを教えてくれたからですよ」
「……ありがと」
「どーいたしまして」
田所がクスッと笑い、2人で後方の席に座り記者会見の内容を録音や写真、ノートに書き留めて、2人でホテル内の喫茶店で内容を確認してると田所のスマホが鳴り、田所が画面を見るとパアッと表情を明るくする。
「いつもの場所で歓迎会をするって、中畑さんがビールのスタンプをつけて送ってきました」
「どうせ高坂さんの言い出しだろうな」
「せっかくスポーツ部に新人が入ってきたので、高坂専務も嬉しいんじゃないですか?」
「まぁ、そうかもな」
「いつか荒木編集長も来てくださいよ。俺も皆も飲みたがってますよ」
「あの騒がしいの苦手だし、落ち着いて飲みたいから難しい」
「確かに。でもゆっくり話せる機会を絶対作るんで、来てくださいね」
「分かった」
田所は俺が騒がしいのが苦手なことを理解してくれて助かるし、歓迎会に間に合うように喫茶店で確認の作業を進め、ホテル前で田所と別行動を取り、俺は行きつけのBarで夕飯を取ろうと歩き出す。