スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
四つ葉出版社の面接を受けてから2週間になろうとしているけど、まだ結果の郵便が来ない。

とりあえずフリーターという道は絶対に嫌で、自分の部屋でスマホを使ってまだ新卒採用をしている出版業界があるのかを探すけど、殆どエントリーを締め切りってる所ばかり。

「真琴、速達が届いたわよー」
「結果が来た?!」

猛ダッシュでお母さんの所に向かい、お母さんは手にしている白い封筒を私に渡し、封筒の裏面を見てみると四つ葉出版社があったので、面接の結果についての手紙だと分かった。

緊張しながら開封すると便箋が数枚入っていて、面接結果の所を喉をゴクリと鳴らしながら一文を読む。

<宝条真琴様。選考の結果、我が四つ葉出版社の編集部の社員として迎えることをお知らせします。つきましては同封しました書類に必要事項を記入の上、返送願います。四つ葉出版社:社長 高坂透>

「う、受かった…!!お母さん!私、四つ葉出版社に採用されたよ!」
「おめでとう!ずっと頑張っていたものね。早速お父さんに連絡して、お寿司を頼んじゃいましょ」
「いいの?」
「いいのよ。お父さんが帰ってくる時に合わせて届けてもらいましょう。勿論、お父さんから出させるわ」
「お母さんってば」

お母さんは茶目っ気たっぷりに言いながら、自宅の電話機を使ってお父さんとお寿司屋さんに電話をかけた。

就職が決まったけど、次は通勤のために一人暮らしをしたいから住む場所を決めなくちゃ!!
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