スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
皆と別行動になり、取材相手にお礼を述べ腕時計を見たら午後4時か…、もうすぐで高坂さんと宝条さんが南◯駅に着く頃か?これから電車だと午後6時には着く予定だし、今日は取材と“社会科見学”でお腹も空いてきてるし、コンビニで丼でも買うか、軽くパンにしておくか。
電車に揺られシェアハウスの最寄り駅に着き、コンビニで夕飯を物色していたら丼ぶり物はカツしかなく、重いなと思ってパンをいくつか買って、バックとコンビニの袋を片手にシェアハウスの玄関を開けたら、宝条さんが満面の笑みを浮かべて俺におかえりなさいと言うので、思わず黙ってしまう。
おかえりなさいなんて初めて言われたし、そして高坂さんと帰る途中で“社会科見学”の理由を知ったと言うし、高坂さんって口が軽いな。
初めて一緒に帰ったタクシーで交わした何気ない会話を覚えていて嬉しいと言う宝条さんは更にお礼をしたいといい、キッチンに行こうと離れようとするので“これがいい”なと思って、宝条さんの左腕を掴み、自分に引き寄せた。
そして誰にも観られたくないから開いたままの玄関を右足の踵で蹴ってバタンと閉じ、バックとコンビニの袋も手放して宝条さんを抱きしめる。
本当は休刊の話をシェアハウスで謝った時にも“抱きしめたい”と思ったが、その時は宝条さんのお腹の音が鳴ってしまい、今はどうしても自分から宝条さんを抱きしめたいって思った。
宝条さんは俺よりも背が低いからすっぽりと俺に包まれてるし、自分の心臓の位置に丁度顔がある。
「ど、どうしてハグを?」
かなり動揺してるな、自分でお礼は?って言ったのに、確かにストレートに抱きしめたいからって言えばいいけど余計混乱させるか。
「お礼って言ったし、取材で疲れてるから“充電”させて」
そう言って本音を誤魔化した。
「これで良いんですか?」
「これ“が”良い」
たった一文字違いで言葉の印象が変わるな。
そうだ言い忘れたことがあったので、俺を見上げる宝条さんの耳元に顔を寄せる。
「ただいま」
俺がシェアハウスに住んでからは朝はおはようくらいで、ずっと“おかえりなさい”と“ただいま”の挨拶なんてしてこなかったから、“ただいま”を初めて言えた。
宝条さんの耳がどんどん赤くなっていくのがわかり、俺の胸に顔を埋め、もう一度“おかえりなさい”と“ただいま”を言うと、宝条さんの手が俺の腰辺りの白シャツをギュッと握るから、俺も腕の力を強くして暫くこの時間を噛み締めていた。
電車に揺られシェアハウスの最寄り駅に着き、コンビニで夕飯を物色していたら丼ぶり物はカツしかなく、重いなと思ってパンをいくつか買って、バックとコンビニの袋を片手にシェアハウスの玄関を開けたら、宝条さんが満面の笑みを浮かべて俺におかえりなさいと言うので、思わず黙ってしまう。
おかえりなさいなんて初めて言われたし、そして高坂さんと帰る途中で“社会科見学”の理由を知ったと言うし、高坂さんって口が軽いな。
初めて一緒に帰ったタクシーで交わした何気ない会話を覚えていて嬉しいと言う宝条さんは更にお礼をしたいといい、キッチンに行こうと離れようとするので“これがいい”なと思って、宝条さんの左腕を掴み、自分に引き寄せた。
そして誰にも観られたくないから開いたままの玄関を右足の踵で蹴ってバタンと閉じ、バックとコンビニの袋も手放して宝条さんを抱きしめる。
本当は休刊の話をシェアハウスで謝った時にも“抱きしめたい”と思ったが、その時は宝条さんのお腹の音が鳴ってしまい、今はどうしても自分から宝条さんを抱きしめたいって思った。
宝条さんは俺よりも背が低いからすっぽりと俺に包まれてるし、自分の心臓の位置に丁度顔がある。
「ど、どうしてハグを?」
かなり動揺してるな、自分でお礼は?って言ったのに、確かにストレートに抱きしめたいからって言えばいいけど余計混乱させるか。
「お礼って言ったし、取材で疲れてるから“充電”させて」
そう言って本音を誤魔化した。
「これで良いんですか?」
「これ“が”良い」
たった一文字違いで言葉の印象が変わるな。
そうだ言い忘れたことがあったので、俺を見上げる宝条さんの耳元に顔を寄せる。
「ただいま」
俺がシェアハウスに住んでからは朝はおはようくらいで、ずっと“おかえりなさい”と“ただいま”の挨拶なんてしてこなかったから、“ただいま”を初めて言えた。
宝条さんの耳がどんどん赤くなっていくのがわかり、俺の胸に顔を埋め、もう一度“おかえりなさい”と“ただいま”を言うと、宝条さんの手が俺の腰辺りの白シャツをギュッと握るから、俺も腕の力を強くして暫くこの時間を噛み締めていた。