スウィート(!?)シェアハウス~2人の秘密の同居生活~
翌日、今日も山田先輩と一緒に写真を学び、ノートパソコンの画面にはB班の先輩達が送ってきた写真を表示させてみた。
ラクビーの写真はお互いのチームがぶつかり合っていたり、ボールを持って走りながらゴールを目指し、それを追いかける選手の気迫が凄いな。
こっちはバトミントンの選手が羽根をラケットで打つ瞬間や、体を大きく使って羽根を拾い上げていたり、どの写真もブレがない。
『手ブレ防止を買え』
またあの口の悪い男性の言葉が浮かびムカッとするけど、先輩達の写真はブレが無くて表情までばっちりだし、言っていることは正しいけど言い方がキツい。
小さく溜め息をつきながら写真を原稿に差し込んでプリンターから印刷し、手に取ってバトミントンの記事を読む。
バトミントンって1回もしたことがなくて、ラケットや履いてるシューズは国産の有名な所を使用していたり、今月下旬に日本国内で行われる試合での意気込みも書かれていた。
わ…、このラケットを振る姿勢って腕の振り方や体がしなやかだし、選手が羽根を見つめる表情が真剣そのもので、凄い。
「どの写真も見応えありますね」
「そうだよね。どの写真も良くて選ぶの迷うよ」
「4月号はほんとごめん」
中畑さんが申し訳なさいっぱいに山田先輩に謝るのは、4月号のレイアウトで当初決まっていた写真を別の候補に変えたから。
「いいえ。実際読んでみて、別の候補がピタッと原稿の文章に合っていましたし、俺もまだまだ文章を読み込んでイメージをピタッとハマるようにしなきゃと思いますし、高坂専務のノルマ3か月は気合い入れてます」
「ありがとう」
山田先輩が思いを伝えると、中畑さんも微笑む。
「お、三輪さんからメールだ。表紙の候補はAはサッカーで、Bはバトミントンか」
「表紙の写真って三輪さん以外はどう選んでいるんですか?」
「無記名の投票で決めて、4月は佐藤さんが撮った写真だよ。あの写真を撮るまでずっと朝から晩まで練習時間に滞在させてもらって、ボール拾いを積極的に手伝ってたんだって」
バレーボールがすごく好きな佐藤さんだから、一生懸命ボール拾いをしている姿が浮かぶ。
今日は夜8時に四つ葉を出て、カメラ屋には寄らずシェアハウスから近いスーパーに立ち寄って夕飯とお弁当用の食材を選び、スイーツコーナーに立ち止まって、苺のミニパフェを手に取って、やっと明日給料日だから頑張った自分にこのミニパフェを絶対に買って食べようと決め、そっと戻した。
シェアハウスに着いてリビングからキッチンに向かい、冷蔵庫の扉を開けて買った物を入れていたらリビングのドアが開く音が聞こえたので冷蔵庫の扉を閉めると、荒木さんがバックとコンビニの袋を手にして立っている。
「おかえりなさい」
「ただいま」
ただいまの挨拶を交わし、荒木さんはコンビニの袋からお茶のペットボトルとサンドイッチを取り出して冷蔵庫の扉を開けてなかに入れ、扉を閉めるとまたコンビニの袋からメジャーを取り出した。
コンビニの袋はくしゃくしゃと丸めて黒いパンツの後ポケットに入れ、バックとメジャーを片手にローテーブルの側に行き、大きいソファにバックを置くとメジャーでテーブルの周りを測り始め、私の方に顔を向ける。
「今、黒ペンとか持ってる?」
「確か1本あるはずです」
バックからペンケースを取り出し、黒ペンを探してあったので荒木さんの側に行き、1本を渡すと、荒木さんはもう一度1辺づつ測りながらメジャーの目盛りに黒ペンを走らせる。
「ローテーブルの周りを測って、何をするんですか?」
「この間、床で寝てたら体が痛かったからカーペットを買う」
そうだ、この前リビングの大きいソファでいつの間にか寝てしまい、しかも荒木さんから掛け布団をかけてもらい、荒木さんはこの何も敷かれていない床で横になって寝ていたから、体が痛くなるよね。
「ごめんなさい」
「どうして謝るの?」
「私がここで寝てなかったら、荒木さんが床で寝ることも無かったのに」
俯くと頭の上にポンと手が置かれ、そっと見上げる。
「怒ってないし、宝条さんのせいだという意味で言ってない」
「……はい」
「俺も言い方が悪いし、ごめん」
頭の上に置かれた手が離れると荒木さんがそっと私を抱きしめるので、自分の顔を荒木さんの白シャツに埋める。
やっぱり荒木さんの心音は心地よくて、ずっと聴いていたいなと思ってたら、荒木さんの腕の力が解かれて距離が出来た。
「お腹が空いてるから、ご飯を食べる」
私の横を通り過ぎて冷蔵庫の扉を開け、サンドイッチとペットボトルを取り出したので、自分もキッチンで夕飯の材料を取り出して雑炊を作り始め、それぞれローテーブルの側に座って夕食を食べ始める。
ラクビーの写真はお互いのチームがぶつかり合っていたり、ボールを持って走りながらゴールを目指し、それを追いかける選手の気迫が凄いな。
こっちはバトミントンの選手が羽根をラケットで打つ瞬間や、体を大きく使って羽根を拾い上げていたり、どの写真もブレがない。
『手ブレ防止を買え』
またあの口の悪い男性の言葉が浮かびムカッとするけど、先輩達の写真はブレが無くて表情までばっちりだし、言っていることは正しいけど言い方がキツい。
小さく溜め息をつきながら写真を原稿に差し込んでプリンターから印刷し、手に取ってバトミントンの記事を読む。
バトミントンって1回もしたことがなくて、ラケットや履いてるシューズは国産の有名な所を使用していたり、今月下旬に日本国内で行われる試合での意気込みも書かれていた。
わ…、このラケットを振る姿勢って腕の振り方や体がしなやかだし、選手が羽根を見つめる表情が真剣そのもので、凄い。
「どの写真も見応えありますね」
「そうだよね。どの写真も良くて選ぶの迷うよ」
「4月号はほんとごめん」
中畑さんが申し訳なさいっぱいに山田先輩に謝るのは、4月号のレイアウトで当初決まっていた写真を別の候補に変えたから。
「いいえ。実際読んでみて、別の候補がピタッと原稿の文章に合っていましたし、俺もまだまだ文章を読み込んでイメージをピタッとハマるようにしなきゃと思いますし、高坂専務のノルマ3か月は気合い入れてます」
「ありがとう」
山田先輩が思いを伝えると、中畑さんも微笑む。
「お、三輪さんからメールだ。表紙の候補はAはサッカーで、Bはバトミントンか」
「表紙の写真って三輪さん以外はどう選んでいるんですか?」
「無記名の投票で決めて、4月は佐藤さんが撮った写真だよ。あの写真を撮るまでずっと朝から晩まで練習時間に滞在させてもらって、ボール拾いを積極的に手伝ってたんだって」
バレーボールがすごく好きな佐藤さんだから、一生懸命ボール拾いをしている姿が浮かぶ。
今日は夜8時に四つ葉を出て、カメラ屋には寄らずシェアハウスから近いスーパーに立ち寄って夕飯とお弁当用の食材を選び、スイーツコーナーに立ち止まって、苺のミニパフェを手に取って、やっと明日給料日だから頑張った自分にこのミニパフェを絶対に買って食べようと決め、そっと戻した。
シェアハウスに着いてリビングからキッチンに向かい、冷蔵庫の扉を開けて買った物を入れていたらリビングのドアが開く音が聞こえたので冷蔵庫の扉を閉めると、荒木さんがバックとコンビニの袋を手にして立っている。
「おかえりなさい」
「ただいま」
ただいまの挨拶を交わし、荒木さんはコンビニの袋からお茶のペットボトルとサンドイッチを取り出して冷蔵庫の扉を開けてなかに入れ、扉を閉めるとまたコンビニの袋からメジャーを取り出した。
コンビニの袋はくしゃくしゃと丸めて黒いパンツの後ポケットに入れ、バックとメジャーを片手にローテーブルの側に行き、大きいソファにバックを置くとメジャーでテーブルの周りを測り始め、私の方に顔を向ける。
「今、黒ペンとか持ってる?」
「確か1本あるはずです」
バックからペンケースを取り出し、黒ペンを探してあったので荒木さんの側に行き、1本を渡すと、荒木さんはもう一度1辺づつ測りながらメジャーの目盛りに黒ペンを走らせる。
「ローテーブルの周りを測って、何をするんですか?」
「この間、床で寝てたら体が痛かったからカーペットを買う」
そうだ、この前リビングの大きいソファでいつの間にか寝てしまい、しかも荒木さんから掛け布団をかけてもらい、荒木さんはこの何も敷かれていない床で横になって寝ていたから、体が痛くなるよね。
「ごめんなさい」
「どうして謝るの?」
「私がここで寝てなかったら、荒木さんが床で寝ることも無かったのに」
俯くと頭の上にポンと手が置かれ、そっと見上げる。
「怒ってないし、宝条さんのせいだという意味で言ってない」
「……はい」
「俺も言い方が悪いし、ごめん」
頭の上に置かれた手が離れると荒木さんがそっと私を抱きしめるので、自分の顔を荒木さんの白シャツに埋める。
やっぱり荒木さんの心音は心地よくて、ずっと聴いていたいなと思ってたら、荒木さんの腕の力が解かれて距離が出来た。
「お腹が空いてるから、ご飯を食べる」
私の横を通り過ぎて冷蔵庫の扉を開け、サンドイッチとペットボトルを取り出したので、自分もキッチンで夕飯の材料を取り出して雑炊を作り始め、それぞれローテーブルの側に座って夕食を食べ始める。