月明かりと薄桜 -誠の絆-
彼の部屋を出て台所へ向かう途中
思いもよらない人に会った
「…え!平助くん!?」
縁側でぼーっと外を眺めながら座ってる平助くんがいた
私は思わず彼に駆け寄る
「なんだ、お前か〜」
それに驚いたのか
平助くんはビクッと肩を上げ
すごい勢いで振り返ったものの
ふうっとため息をついた
土方さんでも来たのかと思ったのかな?
すると彼はまた
中庭に目を向けた
その中庭には桜の木が1本
堂々と綺麗に咲き誇っていた