不幸を食べるキミ


『ふぅ…危なかった…

怪我はないかい?』



白雪「う、うん…」


『よかった!

キミが無事で何よりだ』


白雪「ありがと…」



暗いせいでよく見えないが

少しだけ、

彼女の頬が紅く染まっているように

見えた




白雪「なんか…
封魔って王子様みたいだね…」


『そうかい?

そんなことないと思うけどなぁ…


そーゆー白雪こそ、
お姫様みたいじゃないか』


白雪「えへへ、ありがとう」

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