魔恋奇譚~憧れカレと一緒に王国を救うため、魔法使いになりました
「はぁい」
マスター・クマゴンに言われて簡易ベッドの上に起き上がった。だいぶ回復している気がする。うーんと伸びをしたとき、勇飛くんが私の背中に手を添えた。えっと思ったときには、私の膝の下に彼が手を差し入れ、ふわりと抱き上げられていた。
「えっ」
ドギマギして彼の腕の中でカチコチに固まってしまう。
「いきなり歩くのは大変だろ?」
彼に抱かれたままチラッと見上げたけど、逆光になっていて勇飛くんの表情はよく見えなかった。でも、大好きな人にお姫様だっこされている幸せに、知らず知らず頬が緩んでくる。
「あーあ、締まりのない顔」
マスター・クマゴンの呆れた声が降ってきたけど、聞こえないふりをする。だってだって、嬉しいんだもーん!
勇飛くんは私をダイニングまで運んで、椅子に座らせてくれた。そうして彼がマスター・クマゴンを手伝って、昼食の用意をしてくれるのを見る。包丁を使う手つきはちょっとぎこちないけど、サラダを盛りつける姿はなかなか様になっている。
「さあさ、マスター・クマゴン特製のオムレツよぉ」
マスター・クマゴンに言われて簡易ベッドの上に起き上がった。だいぶ回復している気がする。うーんと伸びをしたとき、勇飛くんが私の背中に手を添えた。えっと思ったときには、私の膝の下に彼が手を差し入れ、ふわりと抱き上げられていた。
「えっ」
ドギマギして彼の腕の中でカチコチに固まってしまう。
「いきなり歩くのは大変だろ?」
彼に抱かれたままチラッと見上げたけど、逆光になっていて勇飛くんの表情はよく見えなかった。でも、大好きな人にお姫様だっこされている幸せに、知らず知らず頬が緩んでくる。
「あーあ、締まりのない顔」
マスター・クマゴンの呆れた声が降ってきたけど、聞こえないふりをする。だってだって、嬉しいんだもーん!
勇飛くんは私をダイニングまで運んで、椅子に座らせてくれた。そうして彼がマスター・クマゴンを手伝って、昼食の用意をしてくれるのを見る。包丁を使う手つきはちょっとぎこちないけど、サラダを盛りつける姿はなかなか様になっている。
「さあさ、マスター・クマゴン特製のオムレツよぉ」