魔恋奇譚~憧れカレと一緒に王国を救うため、魔法使いになりました
「ユウヒくん、ごめんね」
「セリ……」
勇飛くんが困惑した表情で私を見ている。きっと何があったか覚えてないんだろうな。
私はわざと明るい声で話題を変えた。
「ね、ユウヒくん、お昼ごはん食べる?」
私の言葉に、彼が目をしばたたいた。
「え、何、もう?」
「うん。私、お腹空いちゃった」
「だって、まだ陽は上に来ていないよ?」
彼が指さす方を、手をかざしながら見ると、太陽はまだ十時くらいの位置にある。
「あー……、そういえばマスター・クマゴンが言ってたんだ。魔法を使うと生命エネルギーを消耗しちゃうから、食べて休まないとまた次の魔法が使えないって」
「そうなんだ。一度にどのくらいの魔法が使えるんだろう?」
「うーん、今使えるのは三つじゃないかな。さっきインフレイムとグラシアとファシネーションを使ってみたの」
「ファシネーションね……」
勇飛くんのつぶやき声を聞いて、うろたえてしまう。まさかあなたを私の虜にしようとしたなんてバレてないよね?
「セリ……」
勇飛くんが困惑した表情で私を見ている。きっと何があったか覚えてないんだろうな。
私はわざと明るい声で話題を変えた。
「ね、ユウヒくん、お昼ごはん食べる?」
私の言葉に、彼が目をしばたたいた。
「え、何、もう?」
「うん。私、お腹空いちゃった」
「だって、まだ陽は上に来ていないよ?」
彼が指さす方を、手をかざしながら見ると、太陽はまだ十時くらいの位置にある。
「あー……、そういえばマスター・クマゴンが言ってたんだ。魔法を使うと生命エネルギーを消耗しちゃうから、食べて休まないとまた次の魔法が使えないって」
「そうなんだ。一度にどのくらいの魔法が使えるんだろう?」
「うーん、今使えるのは三つじゃないかな。さっきインフレイムとグラシアとファシネーションを使ってみたの」
「ファシネーションね……」
勇飛くんのつぶやき声を聞いて、うろたえてしまう。まさかあなたを私の虜にしようとしたなんてバレてないよね?