それは、ナイショの恋*【短編集】
その後、悠ちゃんセンパイのおばあちゃんは教えてくれた。
悠ちゃんセンパイは、もうこの世にはいないんだって。
病気だったんだって。
星になったんだって。
悠ちゃんセンパイのおばあちゃんは笑ってた。
私が、悠ちゃんセンパイを幸せにしてくれたって笑ってくれた。
・・・・けど、私はどうなるの? ねぇ、もういないって本当なの? 嘘だよね?
初めてあの日あった悠ちゃんセンパイ。
悠ちゃんセンパイのあったかい吐息も、泣きそうになる瞳も、意地悪そうで、優しい口調も、全部が好き−−−−−−−−
私が、いつか本当に好きな人が現れたら、忘れてしまうかな?
それまで、片思いでいさせてよ。
それまで大好きでいるね。
悠ちゃんセンパイ・・・・短い間にこんなにも、想いは膨らむんだよ。
愛しいよ。
初恋をありがとう。
私のナイショ。 終
悠ちゃんセンパイは、もうこの世にはいないんだって。
病気だったんだって。
星になったんだって。
悠ちゃんセンパイのおばあちゃんは笑ってた。
私が、悠ちゃんセンパイを幸せにしてくれたって笑ってくれた。
・・・・けど、私はどうなるの? ねぇ、もういないって本当なの? 嘘だよね?
初めてあの日あった悠ちゃんセンパイ。
悠ちゃんセンパイのあったかい吐息も、泣きそうになる瞳も、意地悪そうで、優しい口調も、全部が好き−−−−−−−−
私が、いつか本当に好きな人が現れたら、忘れてしまうかな?
それまで、片思いでいさせてよ。
それまで大好きでいるね。
悠ちゃんセンパイ・・・・短い間にこんなにも、想いは膨らむんだよ。
愛しいよ。
初恋をありがとう。
私のナイショ。 終


