【完結】bitter step!
そんな休み時間を過ごしていたから、ようやく昼休みを迎えた時にはゲンナリしていたのも仕方がない。

ぞろぞろと生徒会室に入っていったボクらの顔を見た瞬間響先輩は、

「……何かあったの?」

と目を丸くした。


「いやもう、ただの勉強疲れです」

はは、と乾いた笑いとともにそう伝えると、先輩は苦笑いを浮かべる。


「頑張りすぎも良くないよ」

無理はしないでね、と微笑んだ響先輩はまるで――、


「……先輩、天使っすね!!」


そう、天使みたい。
って、純平はストレートに感動しすぎだ。

ボクはそんなこと、小っ恥ずかしくてとてもじゃないが口にできない。
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