恋の禁断症状
「おはよう」
自転車にまたがって、手のひらをひらひらさせながら
先輩は朝の爽やかなとびきりの笑顔を見せて挨拶をした
「おはようございます」
前髪をつつきながら門扉を出た
すると庭の植木に水やりをしている母に向かって出掛ける挨拶をする
「行ってきます」
「あら、今日はかず君と一緒じゃないの?昨日は仲良くおんぶして貰って帰ってきたのに?」
母の声には無視をして急いで家を出た
「行こう」
「後ろの荷台に乗れ」