不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
怖い。
私はとにかく怖いんだ。
学校に行くということは外の世界にでるということ。
奴等に見つかる可能性が高くなる。
もし、見つかったら?
捕まったら?
考えただけで体が震える。
やっぱり私に学校なんて………
布団に包まって自分の体を抱き締めた。
唇を噛み締め、泣くのを必死で我慢した。
こんな”力”なければいいのに
普通の人になりたい。
私のこの切実な願いは決して叶わない。