空のギター
画面いっぱいに羅列された批判の言葉が、五人を震撼させた。傍らで文字を眺める硝子も辛辣な顔をしている。
“Quintetのリーダーってさ、心配性すぎじゃね?あんましメンバーのこと信用してなさそうだな”
“パーマかけてるKazamiって奴、こないだ音楽番組で見たらメンバーのトーク中によそ事してたぞ。態度わりー”
“Hiroって、ちょっと我が強くない?天才ピアノ少年だか何だか知らないけどさ、しゃしゃりすぎてたまにウザいんだよね。他の人も立てるべきじゃない?って思う”
“黒髪の人、口数少なすぎ。他の四人が割と頑張って喋ってるから、一人だけ性格悪く見える”
“ボーカルのSetsuna、ぶっちゃけ声量ないよね。歌唱力は認めるけど、あれじゃあ武道館では無理だろうな”
“あいつらのせいでトリスタの売り上げ落ちた”
自分達が気付かなかったことが延々と語られている。何も言えずに俯く五人を見て、硝子は「ま、最後のは人気が出てきた証拠でもあるわね」と呟く。すっかり意気消沈した彼らの肩を、彼女は順に叩いていった。
「こら、勝手に落ち込まないの。これを見た上で、あんた達のファンの意見も聞こうじゃないの!」
“Quintetのリーダーってさ、心配性すぎじゃね?あんましメンバーのこと信用してなさそうだな”
“パーマかけてるKazamiって奴、こないだ音楽番組で見たらメンバーのトーク中によそ事してたぞ。態度わりー”
“Hiroって、ちょっと我が強くない?天才ピアノ少年だか何だか知らないけどさ、しゃしゃりすぎてたまにウザいんだよね。他の人も立てるべきじゃない?って思う”
“黒髪の人、口数少なすぎ。他の四人が割と頑張って喋ってるから、一人だけ性格悪く見える”
“ボーカルのSetsuna、ぶっちゃけ声量ないよね。歌唱力は認めるけど、あれじゃあ武道館では無理だろうな”
“あいつらのせいでトリスタの売り上げ落ちた”
自分達が気付かなかったことが延々と語られている。何も言えずに俯く五人を見て、硝子は「ま、最後のは人気が出てきた証拠でもあるわね」と呟く。すっかり意気消沈した彼らの肩を、彼女は順に叩いていった。
「こら、勝手に落ち込まないの。これを見た上で、あんた達のファンの意見も聞こうじゃないの!」