空のギター
ネット上を彷徨う必要はなかった。硝子がクリックした多くの中の一つは、とある少女のブログだった。誰が見てもQuintetファンのものだと分かるそれは、トップページを五人の名前がスクロールしている。そのブログの名は、“5 colors”だった。
「……この子、なかなか良い子じゃない!あんた達の名前、ちゃんとそれぞれが好きな色にしてくれてるわ。」
本当か、と画面を覗き込む五人。四角い枠を左右に動く文字達は確かに五色だ。知らない内に、笑みがこぼれていた。硝子は沢山の記事の中から、一つを選んでクリックする。六つの影が、息を潜めた。
あばたもえくぼ
なんて、私はないと思う。「好きな芸能人がやることは何でもかっこよく見える」って言う人もいるけど、私はそうは思えない。
今日のSounds Good!は酷かった。何が酷いって、Quintetだよ。幻滅だよね。五人みんながそうしてたわけじゃないけど、他のアーティストがトークしてる時にあの態度はないよ。人が喋ってる時って、普通聞くよね?
──誰のことを言っているのか。それは本人が、一番よく分かっていただろう。
「……この子、なかなか良い子じゃない!あんた達の名前、ちゃんとそれぞれが好きな色にしてくれてるわ。」
本当か、と画面を覗き込む五人。四角い枠を左右に動く文字達は確かに五色だ。知らない内に、笑みがこぼれていた。硝子は沢山の記事の中から、一つを選んでクリックする。六つの影が、息を潜めた。
あばたもえくぼ
なんて、私はないと思う。「好きな芸能人がやることは何でもかっこよく見える」って言う人もいるけど、私はそうは思えない。
今日のSounds Good!は酷かった。何が酷いって、Quintetだよ。幻滅だよね。五人みんながそうしてたわけじゃないけど、他のアーティストがトークしてる時にあの態度はないよ。人が喋ってる時って、普通聞くよね?
──誰のことを言っているのか。それは本人が、一番よく分かっていただろう。