空のギター
「みんなお疲れ様!凄く良いライブだったよ!!」
「成長したわねぇ。びっくりしちゃった!」
スタッフ達から口々に声がかけられ、五人の顔も綻ぶ。硝子が彼ら一人一人の肩を叩きながら「あんた達、最高だったわよ!」と言えば、益々喜びが大きくなった。
「そういえば、SetsunaとKouyaはバック転に挑戦しなかったのねぇ。二人共身軽だから、上手くいきそうなのに。」
「ハハハ……俺達ビビりなんで……」
「ビビりはKouyaだけだって!俺はRaiseiに『まだ不安定だし、痣(あざ)作るからやめとけ』って言われたんだもん。」
俺が過保護みたいじゃんかよ、とブツブツ言うRaiseiを、みんながクスリと笑う。と、その時──薄茶の髪を風になびかせながら、威圧感を纏って颯爽とこちらへやってくる人物が一人。その人は、S.S.G社長・高藤和仁だった。
「えっ、社長!?」
驚いて、真っ先に声を上げたHiro。他のメンバーや硝子、スタッフ達にも緊張が漂う。五人は出番が終わったアーティストのゲスト席へ戻ることも忘れ、高藤に視覚を支配されていた。
「成長したわねぇ。びっくりしちゃった!」
スタッフ達から口々に声がかけられ、五人の顔も綻ぶ。硝子が彼ら一人一人の肩を叩きながら「あんた達、最高だったわよ!」と言えば、益々喜びが大きくなった。
「そういえば、SetsunaとKouyaはバック転に挑戦しなかったのねぇ。二人共身軽だから、上手くいきそうなのに。」
「ハハハ……俺達ビビりなんで……」
「ビビりはKouyaだけだって!俺はRaiseiに『まだ不安定だし、痣(あざ)作るからやめとけ』って言われたんだもん。」
俺が過保護みたいじゃんかよ、とブツブツ言うRaiseiを、みんながクスリと笑う。と、その時──薄茶の髪を風になびかせながら、威圧感を纏って颯爽とこちらへやってくる人物が一人。その人は、S.S.G社長・高藤和仁だった。
「えっ、社長!?」
驚いて、真っ先に声を上げたHiro。他のメンバーや硝子、スタッフ達にも緊張が漂う。五人は出番が終わったアーティストのゲスト席へ戻ることも忘れ、高藤に視覚を支配されていた。