Blue Bird
「えっと…」


次々に話しかけられ言葉に困っていると一人が私の肩に手を回してきた。

「こっちで一緒に飲もうよ」

そう言われそのまま連れていかれそうになる。



「あんたたちそこまでにしなさい」

突然聞こえた透き通るような女性の声。サングラスに黒いコートを羽織った20代後半くらいの女性がいつから居たのかカウンター奧のテーブル席に座ってこちらをみていた。


「れ…麗美さんっ!」

私の肩に手を回していた一人が慌ててその手を離す。そして全員が彼女に頭を下げた。


麗美さん…てまさか…
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