Blue Bird
私が返事をすると周りにいたさきほどの人達に声をかける彼女。


深々と頭を下げて店からいなくなる人達を呆然とみながら再び目の前の女性に向き直った。


「気にしないで。私がきつく言っておくわ」

さらっと言う彼女。


高岡麗美。ジュエリーショップの社長であり大物政治家の愛人。バックには数えきれない大物がいると言われている。

…そんな彼女が今ここにいるなんて。とても信じられなかった。


「立って話すのもなんだから座らない?わたし一度あなたと話してみたかったの」


麗美さんにそう言われさきほど彼女が座っていたテーブル席に向かい合って座った。
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