俺様上司は、極上の男!?
「あとは、もうイッコの件だよね」


ガムテープで封をして、よっこらしょと段ボールを持ち上げる。
コンビニに逆戻りして荷物を出してしまおう。

玄関でスニーカーに足を突っ込みながら、私は別なことに頭が痛くなる。


櫟課長との件……。
どうしよ、マジで。


関係を持ってしまって後悔も何もない。
昨夜の私は酔っていなかった。
彼と寝たのは、自分の判断だ。

図星を指されて困惑して、意地悪を言われて優しく触れられたら、揺れてしまった。

簡単に男性と関係を持つタチじゃなかったけど……。

弱いな、私。

ゆうべは、課長の腕がなければ、いられなかった。

はー、結局言い訳だ。
だらしなぁ……。


とにかく、過ぎたことはもう仕方ない。
課長にも宣言したけれど、昨夜みたいなことはもうないぞ。

課長は「身体の具合が良かったから、いつでもどうぞ」的なことを言ってたけど!
私はセフレとか、割りきった関係とか無理!
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