また、君を笑わせよう
「いえいえ。では、お待ちしております。」



丁寧なお辞儀をした後、常紋さんは自分の部屋に戻った。



俺は鞄の中から使っていないタオルを取り出し、1日ぶりの風呂に胸を弾ませた。



チャプン



「ふへ〜あったまる〜」



身体と髪を洗い、すっきりしたところで風呂から出た。



ちゃんと着替えも置いてあったが、どうにも修行僧が着る服のようだ。



「こうしてこうきて、こうかな?」



悪党苦戦しながらも自力で着替えた。



準備が整い、常紋さんの部屋へ向かった。



どっからどう見ても立派な部屋があり、一瞬でそこが常紋さんの部屋だとわかった。



「うし!!」



これから始まる江戸時代の暮らしに緊張しながらも、俺は襖を開けたーー
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