神様がくれた宝物

 一人でガッツポーズを決めると、声のした方へ走るあたし。


 砂浜の砂はサラサラしてて粒が小さくて、走りずらい。






 「あっ、川瀬くん…!」





 今朝、川瀬くんと初めてあった場所の辺りで川瀬くんを発見した。





 「おかしいな…確かこの辺だったはずなのに」





 川瀬くんが、そう呟いていた。


 もしかして、探し物?


 あたしが拾った琥珀石で出来たペンダントかもしれない!





 「あ、あの~…川瀬くん、だよね?」




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