大事な一歩
「あははは! 顔真っ赤!」
そう言いながら あたしの手を
さっきよりも ギュッと握ってくれる悠斗
いつも 好きだよって言葉をくれる
悠斗に なにかお返ししてあげなきゃ
そう思ったあたしは
「悠斗…?
あのね、 あたしも好きだよ」
ボソッと 言ったあたしは少し
後悔した
あ、 ちょっと声小さすぎて
なんて言ってるか分かんなかったかな
もう一回言えとか言われたら
どうしよ
恥ずかしくて二回も同じこと言えない!