大事な一歩
幽霊はさすがに言いすぎたと
後悔し知恵に ごめんと謝った
でも これは本当のことだ
ただ 知恵はまだあたしの過去を
全部知ってるわけではない
だから なにから話したらいいか
わからずにいると
「強制で 全部話してもらうから」
と 知恵はあたしに言ってきた
別に 知恵に隠し事を
したいわけではない
元々知恵には言うつもりでいたし
それがたまたま 早まっただけだ
「わかった」
あたしは そう一言言い
過去のことを 話し始めた