first love
かけ直さないまま、家の玄関開けた瞬間、翔が駆け寄ってきた。



「おせーよ」

「遅いって、朝の10時だけど?」

「遅すぎだろ」




すると翔があたしを抱きしめた。



「心配するじゃん」

「アフター行ってたの。
飲みすぎちゃった」


「……シャワー、浴びてきたの?」



翔があたしの髪を指でなぞる。






セットしてない髪。



「……別にどうでもよくない?」

「よくねーよ。
店長んとこ行ってたの?」





すぐ店長と結びつける翔。


「違うよ」

「じゃあどこで浴びたわけ?」

「別に翔に関係ないじゃん!!!」





もう、イライラする。



あたしに干渉しないでほしい。

あたしだって翔に何も言ってないんだから。




翔がどれだけ遅く帰ってきても、
仕事のことも、言いたいことはたくさんあるけど我慢してるのに。






「関係あんだろ」



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