彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐
ほんの3分ほどしかたっていないと思う。


けれど俺にとっては永遠のように長い時間だった。


パソコンの操作を終えた国匡さんがマイクロチップを取り出す。


それは小指の先に乗るほど小さなものだった。


「これが君の新しい記憶だ」


そう言い、薫子を見る。


「はい」


薫子は小さく返事をして、国匡へ一歩近づいた。


国匡は薫子のトップスを捲し上げ、腹部にそれを挿入する。


薫子は一瞬、ピクンッと体をそらし、そして静かになった。
< 82 / 436 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop