隣のクラスの彼氏【続】
いやー、でもなんかこうやって頼られるのって意外と嬉しいな。今まで二人が告白されたのは何回も聞いてるけど男の子に協力するのは初めて。
なんか楽しい!頑張ろう!
「ふっふっふ〜!」
ごきげんな鼻歌を屋上に響かせながら、教室に戻ろうと屋上のドアに手をかける。
「そんな嬉しいのかよ。」
え?誰の声?え?
「そんなにあいつのこと好きなのかよ。」
その声は私の頭を真っ白にさせた。すんごいドス黒い低音で発されている声は桐生の声だった。
でもこんな桐生の声聞いたこと無くて、屋上の奥のほうから現れた桐生は見たことないくらい怒っている顔をしていた。
「…な、んでい、るのっ?」
私の前に立つ桐生のただならぬオーラにやっと出た声はこれ。