隣のクラスの彼氏【続】
そう言われかと思うといきなり離れたことに疑問を抱き顔をあげると予想以上に近い整ったお顔。
「っ、」
「やばい。」
「っ!?んっ、」
私の視界が桐生に支配される。
桐生の長い睫毛が頬に当たる。
唇の温もりが伝わる。
ドンドンっと胸を押すが全く反応がない。周りの声が更に大きくなる。どきどきする。もうもたない。
名残惜しそうに離れた唇に、ホッとし、息を整える私。…桐生は私を殺す気なのか。
「俺もだいぶ美織のことすきだよ。」
「っ、嘘だ。女の子とばっか話してるくせに」
「あんなの美織にヤキモチやいてもらいたくてやったんだよ。」
「そうなの!?あれのおかげでいっぱい悩んだのに。」
「言って欲しかったなー」