白、もしくは灰色の壁

ある時、壁の正体に気付いた。

ありとあらゆる場面で無意識に存在する大きな壁その正体は自分自身だという事に気付いた。

裏切られるのが怖い、自分がどう思われるのかが怖い。そんな理由で無意識のうちに自ら他者との間に壁を作っていた。

それに気づけてからは何となく壁との付き合いかたが分かるようになった。


この世界には色々な人間が居て、色々な考え方を持った人間が多数存在する。
裏切りを何とも思わない人も居れば、人間関係を大切にする人も存在する。
もちろん、自分を良く思う人も居れば悪く思う人も居るだろう。

どんな意見にも善悪は存在しなく、人間が多数決で善悪を決めるようなもの。左と言われれば左に流されるこの世界に大きな壁は私に絶望意外に大切な事を教えてくれた気がした。

裏切られ悲しみの果てに知ることや学ぶ事は多くある。それは決してマイナスなイメージではなく、自分自身を強くさせてくれるいい経験だったと思う。

時に壁は私を絶望に落とすときもあるけれど、それでも私は生きている。口で死にたいと言うけれど本能は生きる事を望んでいる。生かされてるのではなく生きたいから生きている。

壁の正体は分かったけれどまだその壁を越える事はできてない。
いつか、越えれる日がくるならきっと自分の望んだ幸福があるんだと思う。

もし、私と同じように生きる事に違和感があったり憂鬱で晴れない心がある人があるなら知ってもらいたい事が1つあります。

幸福は長く続かないマイナスなイメージな人だとそう思うと思います。
私は物事全体に人間の命同様永遠に続くものは存在しないと思います。

幸福も不幸も永遠には続きません。
幸福が終われば不幸になりますが不幸も永遠ではありません。

不幸でしかないと思っている人が居たら私が人間関係の間で壁を無意識作っていたと同じように無意識に不幸だと思っているのかもしれません。

死が常に人の隣に有るように幸福も常に隣に有ります。


壁との関係はまだ続いています。乗り越えられたらその結果を書こうと思う。










end.
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