森田当麻の奇妙事件簿2
*
美優の家は住宅街にある普通の一軒家だった。
当麻と優衣は車を下り、インターホンを押す。
『……はい』
女の人の声が返ってきた。
「すみません。美優さんの学年に新しく来た教師なんですが……」
「ちょっと、そんなこと言って大丈夫……」
声をあげる優衣の口を当麻が塞いだ。
『美優の?……失礼ですが、お名前は?』
「森田と山中です。」
『……すこし待っててください』
インターホンが途切れ、当麻がふぅっと息を吐く。