森田当麻の奇妙事件簿2
*
カシャカシャ。
手にあるカメラのボタンを連写する。
標的が交差点を曲がると、優衣は慌てて電柱の陰から飛び出した。
が、すぐに腕を掴まれて引き戻される。
「バカ。今行ったら見つかるに決まってるだろ。お前は尾行もできないのか」
呆れた様子の当麻が優衣をみた。
「すみませんね。尾行なんて慣れてないんで」
「探偵の言うことか」
「探偵がなんで、ちまたで有名のチョコバナナクレープ食べながら尾行してるんですか!」