岡本くんの愛し方
それから30分。分からないところを聞いたりして、テストみたいなものをやった。
「15問中、10問正解でセーフね」
採点前にそんなこと言われてももう遅いもん!
私はドキドキしながら採点が終わるのを待った。
「…9問正解だね」
「へ……んんっ!」
私に考える暇を与えないかのように、
千尋くんはすぐに唇を塞いだ。
いつもみたいな普通のキスじゃない。
もっと、もっと大人のキス。
私はどうしたら良いのか分からず、ただ頑張って合わせようとしていた。
開放されたのはもう少し後で、唇を離されてすぐ私は思いっきり息を吸った。