新撰組〜ずっと一緒にいたい〜
まぁ、いいか。


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1863(文久3年) 6月


今日は大坂に来ている。


ついさっき、新撰組を名乗る不逞浪士を捕まえたところ。


今は宿にいる。


そこでも私は芹沢さんの部屋にいる。


その後ろらへんで偉そうに手を組んで立ってる土方さんよりもうざい人。


『新見さん。睨みすぎです。』


新「いや、そんなことはない。ふつーに睨んでいるだけだ。」


睨んだことには認めてるし…。


この人は新見 錦(にいみ にしき)さん。


新撰組の副長。


何故か事あるごとに私は睨まれる。


意味が分からない。


芹「新見。少し席を外してくれないか?」


新「は、はい!」


そそくさと立って部屋を出ていった。


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