新撰組〜ずっと一緒にいたい〜
その奥を見ると芹沢さんとお梅さんが並んで立っていた。


『芹沢さん!お梅さん!』


嫌だなんて口に出せないから代わりに2人に抱きついた。


梅「梨希…。うちな、こんな男ばっかのとこいて正直つまんなかってん。でもな、梨希がおったから毎日が楽しかったんや。」


『私もです!すごく、すごく楽しかったです!』


やばい。


堪えていた涙が溢れそう…。


芹「梨希、お前は本当の娘みたいだった。娘を置いていく様な感じがして悲しいが、自分の決めたことは貫き通すのが武士ってもんだ。」


そう言って「すまん。」と言った。


『私にとって、芹沢さんはお父さんらお梅さんはお母さんみたいな存在でした…。』


とうとう我慢していた涙が堪えられず溢れてきた。


梅「芹沢はんと決めたことや。梨希には辛いことやと思うんや。やけど、うちらは殺されるんなら梨希がええんや!」


芹「だから、梨希、殺してくれ。」


ああ。やっぱり。


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