新撰組〜ずっと一緒にいたい〜
『私は…。』


土「おい、早くしろ。バレちまう。」


『土方さん…。』


土「これ使えよ。」


そう言って土方さんは自分の刀を投げてきた。


慌てて取ると不思議と大丈夫という気になった。


2人の前に立つと、2人は微笑んで頷いた。


『私は隠していたことがあります。』


土方さんに聞こえないように2人にしか聞こえないぐらい小さな声で言う。


『私は治癒能力と異常運動神経という能力を持っています。』


芹「それは…本当か?」


『はい。大坂の時、斎藤さんの腹痛がすぐに治ったのは私が治したからなんです。』


芹「そうだったのか。」


『今まで隠しててすみませんでした。』


梅「うちらに教えてくれて嬉しかった。最期にいいもん知ることできたわ。」


『お梅さん…。ありがとうございます。』


最後に…。


能力で終わらすのは嫌だけど2人には目を見て欲しい。

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