初恋も二度目なら
「ユキとはなかなか予定が合わないんだよなー」
「そうなのよ。ワタシ、このお教室の他にも、お料理教室持ってるからねー」
「それに、ユキが都合いい日は悠里が予定入ってるし。あいつに会うのは6月まで待ってろ」
「うん」と話しつつ、お互い見つめ合ってるユキオくんと部長の弟さんは、ものすごーく・・・。

「ラブラブ」と、まさに私が思ったことをアケミさんが言うと、みんな「うん」と言って頷いた。

「あぁそうだ。これ」と部長の弟さんは言うと、袋から箱を出して、テーブルに置いた。

「ベルギーにフライトだったからさ。土産にレオーニのチョコ買ってきたんだ」
「わぁ!本場モノだ!」
「おいしそう!」
「みなさんで召し上がってください」
「ありがとうございますぅ」
「ありがとユウくん。じゃあコーヒー淹れましょうか」とユキオくんは言うと、続きになってるキッチンへ歩きだした。

「はぁい!」
「ユウくんも飲んでく?」
「もち。俺、チョコとユキが淹れたコーヒー好きだし」
「そうよねぇ。サヤコちゃん、手伝ってくれる?」
「はいっ!」と私は返事をすると、ユキオくんがいるキッチンの方へ、駆けて行った。

< 125 / 256 >

この作品をシェア

pagetop