初恋も二度目なら
「長峰さんが部長になってから、会議がすげー早く終わるようになったな」
「そりゃー、普段からマメに“ホウレンソウ”してるからっしょ」
「てことは、毎日プチ会議してるようなもんか」
「かもな。どっちにしても、そのおかげでムダな時間を省けてるということだ」
「営業部(ここ)も良い意味で効率化されたよな。マジであの人、次期社長になれるよ」
「そうかー?社長になるには、さすがにまだ若いだろ」
「年は関係ないって。あの人見てたらそう思えてくる」

『俺とたった3つしか年が違わないのに、あの人はマジすごいよ。次期社長になってもおかしくない』

って、川端くんも言ってたよね。
ホント、部長って、人を惹きつけるカリスマ性が十二分にある。

なぜか私の心は誇らしい気持ちで満たされて、思わず笑顔になった。

さ。では、今から会議室の後片づけをしますか!

私は、机を拭くふきんを取りに、会議室の斜め向かいにある給湯室の方へ、歩いて行った。


< 135 / 256 >

この作品をシェア

pagetop