この空の下でめぐり会う奇跡
もうここは押すしかない。
押して押して
しつこいくらいに・・・。
なので 室井に誘い出すように頼んだ。
約束の時間より遅れていくことに
している。これも計画のうち。
自分が先に着いていて後で美空が来る場合
オレの姿を見ると帰るだろうから
帰れないように美空を先に行かせて待たす!
これが作戦。
「美空にご飯行こうって誘ってますから
後は宜しくお願いしますね
成功を祈ってますよ!」
ポンポンと肩を叩く室井。
こいつ絶対オレのことをなめてる
上から目線のところがムカツク。
30分遅れて待ち合わせ場所へついた。
もちろんオレの登場に
驚く美空。
「なんで一樹が来るわけ?」
「オレが室井に頼んだから」
「あたし言ったよね?
会いたくないって」
「オレは美空に会いたい」
「・・・・・
どうしてそんなこと言うの?
あたしの思いは伝えたでしょ!
だからこんなことしないでよ!」
やっぱり強情と言うか
強気な態度。
それにオレも負けてはいけない。