この空の下でめぐり会う奇跡


しかし オレたちは卒業旅行へ行くことは
叶わなかったし
違った形で美空の親御さんに会うとは
その時は全然思ってなくて…。



新しい年を迎え
1月の半ばのこと。


♪♪♪


携帯がなった。


あっ…まどかだ


そうだった。ケジメをつけないと。


「連絡待ってたのに…」


「まどかから掛かるかと思ってたから」


「話があるの」


「オレもあるから
会って話そうか」


「それならうちへ来てくれる?」


「いいよ~
一時間以内に行くわ」


オレはまどかの家へと向かった。



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