この空の下でめぐり会う奇跡
「殴ってくれてもいい
殴って気がすむなら
いくらだって殴ってくれ」
「浮気相手を選んだってこと?」
「子供が出来たから」
「下ろして貰えばいいじゃん!」
出来るならそうしたいけど
無理なんだよ。
どうにか 美空には諦めて欲しいから
「もしさ 相手の立場が美空だったら
どうする?下ろすか?」
と 聞いた。
「・・・・・下ろさない」
「だろ?それにオレも子供っていいなぁ~と
思ったから向こうを選んだ」
そんなこと嘘だけど
嘘つくしかない。
すると 美空は泣き泣き叫びながら
「なんでなんで」
の連発だった。
「だから お互い新しい人生を歩もう
美空ならきっといい人が出来るから
なっ!幸せになれ!」
「あたしに幸せになれって
よく言えるね あたしの幸せは
一樹と過ごすことなのに!」
「だから ゴメン」
オレは車から降りた。
待って!待って!という
美空の言葉を無視をしたのだ。