涙がでるほど君を愛してた

一目惚れ

「おい!おきろって!」

「んーーー?まだねむい…」

「ねぼけんな!」

そーいって俺の頭を叩いてきた。

「いってーな」

あ、申し遅れました。

俺は音沢高校にかよう3年生の内田聡です。

そして俺の頭をたたいたのは親友の
翔馬。

まさかの入学式に寝てしまう俺…

だっさ…

「おいー!あの子めっちゃかわいくねー?」

そーいって隣ではしゃきだす翔馬。

翔馬の目線の先には、確かにちっちゃくてふわふわしてる1年がいた。

俺の学校は入学生ひとりひとりの名前を呼ぶ。

彼女の名前は吉田 瑠璃。

俺はこの日1人の女に一目惚れをしてしまった。

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