元ツアコンの体験記/日本の常識、ヨーロッパの非常識
<おいしいコンチネンタルブレックファーストの食べ方>
安いコンチネンタルブレックファーストを、おいしく食べる方法をご案内致しましょう!これは、私が考え出した物でも何でもなく、現地の方々の食べ方を見よう見まねして発見した食べ方なのです。
コンチネンタルブレックファーストでラッキーな事にハムとチーズが付いていたら、パンを半分に割り、そこにバターを塗り、ハムとチーズを挟んで、マイサンドイッチを作るのです。
サンドイッチにする事で、何倍にも美味しい朝ご飯になりますよ!
日本のお客様の食べ方を拝見していると、パン、ハムとチーズとすべてバラバラに召し上がっていらっしゃる方々が殆どです。
勿論、パンにバターとジャムを付けただけの方が美味しく感じる場合もあるでしょうし、質の良いパンや、ハムやチーズも単体で食べた方が美味しいかもしれません。それはそれで、人それぞれで良いと思います。
ですが現に、現地の方は、皆サンドイッチにして召し上がってますし、
私の今までの経験では、逆に別個で食べるより、サンドイッチ状態にした方が美味しくなるハムやチーズもあると言う事なのです。
サンドイッチ状態にした方が美味しい食材は、どちらかと言うと、安物っぽいハムとチーズです。焼きたてのフランスパンにこの安物っぽいハムとチーズを挟んで作るマイカスクードは最高です。現に現地の人は、このような食べ方をしている人がほとんどです。
このサンドイッチの作り方、想像してみて下さい。フォークは必要ないですね?
ヨーロッパ人はトーストって、日本人ほど習慣的に食べないので、普通のパンをナイフで半分に割るのです。ですからフォークより、ナイフが必要という事になります。ですがフォークを使ってはいけないという事ではありません。
必要な人のために、ちゃんと自由に取れる様にして、まとめてカウンターに置いてあったりします。
ちなみに、日本でモーニングというと、必ずと言っていい程、トーストがでてきますね?トーストは日本のパンの朝ご飯の顔とも言えます。イギリスの朝食では、うすーいカリカリのトーストが日常的に食べられていますが、他のヨーロッパでは、殆どレストランでも見た事がありません。
分厚いトーストも、日本ならではと言えるでしょう。
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