お前が愛しすぎて困る
「確かに夏美とは一緒にいるとこ見たことあるけど、
どっちかと言えば、
夏美が花南ちゃん気に入って、
花南ちゃんはあいつに引っ張られて
一緒にいただけじゃね?」
「それでいいだろ。」
「いいっちゃいいんだけどー。」
「...隆太。仕事。」
「...分かったよ。」
隆太が言おうとしていることが曖昧で
はっきりせず苛立った俺はあいつを追い出した。
今日は仕事を邪魔される日らしい。
これからまた
何時間か、何十時間か、
研究室に籠らないといけないのに。
俺は気分を変えるため
自販機へコーヒーを買いに立ち上がった。