お前が愛しすぎて困る



「確かに夏美とは一緒にいるとこ見たことあるけど、


どっちかと言えば、


夏美が花南ちゃん気に入って、


花南ちゃんはあいつに引っ張られて


一緒にいただけじゃね?」


「それでいいだろ。」


「いいっちゃいいんだけどー。」


「...隆太。仕事。」


「...分かったよ。」


隆太が言おうとしていることが曖昧で


はっきりせず苛立った俺はあいつを追い出した。


今日は仕事を邪魔される日らしい。


これからまた


何時間か、何十時間か、


研究室に籠らないといけないのに。


俺は気分を変えるため


自販機へコーヒーを買いに立ち上がった。


< 39 / 55 >

この作品をシェア

pagetop