Treasure
良紀は、ニコッと笑って、


「プリント! 渡して来い言われたから」

「あ、ありがとう」

「ううん、じゃ、ね」


そう言って立ち去っていった。


ああ、、、かっこいい…
癒しだわ~。

目をハートマークにしたあたしは、良紀にほれぼれ。


「はぁ…ゆーちゃんやっぱあたしに何か隠しとうやろ」

「何もないよ」

「…ふぅん?」


いーちゃんは、不適な笑みを残した。



ゾクッ―――!



背中を悪寒が走った。

苺様…怖すぎです。


そんな2人の会話を聞く人物……刹那だった。


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