Treasure
ガラガラ―――


良紀の笑みに違和感を感じながらも、その違和感は、1つの疑問にかき消された。


「あのさ~」

「…ん?」

「あたしが来るまで、2人で何してたん?」

「…あー、別になんも! 気にすんな★」


――は?
気にすんな?
気にするわ!
あたしはあんたのこと気にしてへんわ。
良紀のこと、気にしとるの!

ジトーっと刹那を睨んでいると、思い出したように、いらんことを…


「白浜と仲直りできた?」

「―――は?」


いきなりを言うのかね、
この子は。

< 72 / 81 >

この作品をシェア

pagetop